≪REV / EXIT / FWD≫

§慟哭は森の奥で§

ミドルフェイズ05

著:笹本ユーリ

【GM】 ではカーティス邸に向かうところから。シヴァとリットはさっき来たとおりやで。
コロナももちろんついて来てるから。
【ルーア】 どうします? 正面から突入しますか? それとも窓から忍び込みます?
【シヴァ】 キミがどうしたいか、やな。忍び込むならキミの先導で行く事になるやろし。まぁ、玄関を普通にノックしたらメイドが開けてくれるとは思うけどな。
【ルーア】 普通に開けてもらった場合、それこそシヴァさんの舌先三寸に頼っちゃうことになりますけど、いいんですか?
【シヴァ】 はい? 何で?
【ルーア】 だってメイドさんが出てくるじゃないですか。そしたらシヴァさんとメイドさんは顔見知りってことになるのかな、とりあえず。
【リット】 掃除の話して盛り上がらせといて、その隙に忍び込むとかな(笑)。
【シヴァ】 「この屋根、雨漏りしてますね。これは直さないとやばいですね」とか言ってな(笑)。
【リット】 「修理に30万かかりますよ」(笑)
【シヴァ】 「直さないと後で大変な事になっても知りませんよ」(笑)
【リット】 悪徳リフォームやんけ(笑)。
【ルーア】 ただ、メイドさんが出てきた場合、コロナをどうするかが問題ですよ。コロナはメイドさんに面が割れてるやろうから…。変装させていく?
【シヴァ】 そこまでする必要はないやろ。「だいいち、こちらに彼女がいる事が知れたところで、何か困るところがあるかね? こちらは何も悪い事はしていない」
【ルーア】 そう言われると納得してしまう〜(笑)。
【リット】 まぁ、PLとしてはコロナを連れて行くこと自体が嫌やねんけどな。裏がありそうで危険やから。でもリットはさっき納得させられたから何も言わへんで(笑)。
【ルーア】 「あたしがコロナの面倒見ることになると思いますけど、だから戦闘になったらあんまり援護できないと思いますけど、いいですか?」
【シヴァ】 いいんちゃう? 「でも何でコロナはそんなについて来たいわけ?」
【ルーア】 「そりゃやっぱり妹さんが心配なんですよ」
【シヴァ】 キミに聞いてるんじゃなくてコロナに聞いてるんや(笑)。
【リット】 俺もさっきコロナに説得させられたから、「そりゃあフレアを助けたいからに決まってるじゃないか!」って言う(笑)。
【シヴァ】 キミにも聞いてない!(笑)
【GM】 じゃあコロナはそんなリットをちらっと見てから、「……そうよ?」って言う。
【シヴァ】 嘘くさいねんなぁ、これがまた(笑)。
【リット】 なぁ(笑)。
【シヴァ】 「キミの命に関わるかも知れないんやで? それでもええの?」
【GM】 「…それでも、私は行くの」
【ルーア】 その気持ち、やっぱり分かる。「あたしも兄弟がいたら絶対行くもん」
【リット】 俺は説得させられたから怪しいとは思わないことにするで。PLは疑ってるけどな(笑)。
【シヴァ】 まぁ、何かあるやろうけどな。では行きますか?
「(コロナに)自分の身は自分で守るんやで? 危なくなったら逃げてもええから」
【GM】 「わかったわ」
【リット】 「君は俺が守る!」とか言おうかな、俺(笑)。
【ルーア】 すご!(笑)
【GM】 コロナは一応「ありがとう」って言う。
【シヴァ】 では、正攻法で正面玄関から行きますか。ノックするで。
【GM】 じゃあここでシーン切ろうか。

■■■

【リット】 次はマスターシーンか?
【GM】 いや、何か区切りが良かったから切っただけ(笑)。
【リット】 何や、てっきりカーティスのシーンになって、「この計画がうまく行けば…。ふはははは」とか言うのかと思った(笑)。
【GM】 マスターシーン欲しかったら入れてもいいけど。「このサボテン、大きくなったわ! うふふふふふ」(笑)
【リット】 何のシーンや、それは!(爆笑)
【GM】 え? 観葉植物に水をやってるメイド(笑)。
【リット】 「花、もうじき咲くかしら?」(笑)
【GM】 というシーンをはさんで、行動してください(笑)。
【ルーア】 はぁ?!(笑) 
【シヴァ】 ノックして、メイドに出てきてもらう。
【GM】 うん、出てきたよ。「あら、先程の司祭様ですか。どうなさったのですか?」
【シヴァ】 「火急の用件がありまして」
【GM】 「でも、ご主人様は…」
【シヴァ】 「そこを何とか」
【GM】 「でも私の一存では決められなくて…」
【リット】 催眠術をかける。「あなたは何も見ていません。俺らはここに来なかったのです」(笑)
【GM】 かかるか!!(笑)
【シヴァ】 「一歩間違うと犯罪になるような事なんです」
【GM】 「え?」
【シヴァ】 「もしかするとここのカーティスさんがその犯罪に関わっている可能性があるんで、それを確かめに来ました」
【GM】 メイドは困った顔をしておろおろし出すよ。「そんな、まさか…」
【シヴァ】 「あなたは何も知らなかったということで。カーティスさんが何をしていたかも、知らなかった。そして私たちがここに来た事も、知らなかった。いいですね?」
【GM】 「カーティス様が何か悪いことをしているのは、本当なんですか…?」
【シヴァ】 「それを確かめに来たんです。何事もないのが一番なんで、それを確認するために今、来ました」
【GM】 うわぁ、すげえ説得力あるよ、この人(笑)。メイドには抵抗できません。「わかりました。何事もないことを祈っています」
【シヴァ】 「我々もそう願っています。荒事は好みませんので」
【ルーア】 シヴァさんすごい! マジ尊敬。
【リット】 ついでにカーティスの居場所も聞いてみて?
【シヴァ】 うん。じゃあ聞いてみた。
【GM】 「たぶん地下室だと思います。カーティス様の書斎から地下に行けると思うのですが…」
【ルーア】 おおっ。「書斎の位置は?」
【GM】 じゃあ教えてくれた。1階の一番奥の部屋。
【ルーア】 2階じゃなくて?
【GM】 2階にあるのは寝室やねん。
【ルーア】 「地下室への入り口は見たらすぐに分かる?」
【GM】 「隠し通路になってると思います。何度か書斎に入ったことがありますが、私には見つけられませんでした」
【リット】 きっと本棚の後ろとかやで。
【シヴァ】 まぁ、とりあえず書斎に行ってみよう。
【ルーア】 書斎の扉に鍵はかかってる?
【GM】 かかってるよ。
【ルーア】 開ける前に中の様子を聞き耳してみたい。〈感知〉で振ってみます。14!
【GM】 物音はしません。
【ルーア】 じゃあ次は罠感知!
【シヴァ】 え? ないやろ、こんな所に。メイドが引っかかるで(笑)。
【ルーア】 ほんまや、ごめん、嘘(笑)。ソードワールドののりでやっちゃった(笑)。
【リット】 いや、ソードワールドでも自分の家に罠は仕掛けないやろ(爆笑)。
【ルーア】 ああ〜っ、今の発言忘れてください〜(笑)。気を取り直して鍵開けします〜。12。
【GM】 開いたよ。
【ルーア】 ちょっとだけ部屋を覗いてみる。
【GM】 人はいませんね。普通の書斎に見えます。真ん中に机があって、両方の壁ぎわと奥に本棚がある。
【リット】 入って、隠し扉を探す。本棚の本を押してみる。
【GM】 どこの本棚の本を押してますか?
【リット】 奥の本棚やね〜。
【GM】 じゃあ、たまたま押した本棚がズズっと奥にスライドして動いた。その先は小部屋になってて、地下に続く階段が口を開けてるね。
【リット】 得意げになって入って行くで(笑)。
【ルーア】 リット、運がいい〜! あ、ちなみに聞きますけど、書斎の本ってどんな本が置いてありました?
【GM】 魔術系の本が多いけど、「洗脳」とかそういう系の本もあるよ。
【リット】 分かりやすいな(笑)。階段、下りる? 先はどうなってんの?
【GM】 暗くてよく見えない。
【ルーア】 あたし、ランタンに明かりつける。ついた?
【GM】 ついたよ。…つかないって言ってもいいのかね?(笑)
【ルーア】 いじめる〜(笑)。
【GM】 聞いたのそっちやん!!(笑)
【ルーア】 にゅう、ごめんなちゃい(笑)。
【リット】 じゃあ降りようか。隊列は、俺が先頭で真ん中にシヴァとコロナ、ルーアが後ろで。

■■■

【GM】 階段を下りていくと、階段の下に何かが立っているのが見えます。鉄製で、動いています。鎧を着てるように見える。
【ルーア】 エネミー識別!
【GM】 どうぞ。鎧はキミらを見ると「パスワードを言え」って言ってくるけど。
【リット】 「フレア!」
【GM】 「ERROR」
【ルーア】 「カーティス!」
【GM】 それも違う。外れ。
【リット】 シヴァは?
【シヴァ】 何にも言わないよ(笑)。
【ルーア】 エネミー識別は11です。
【GM】 じゃあ分かった。スティールゴーレムさんです。
【ルーア】 げーっ!!!
【GM】 ゴーレムさんは、パスワードを間違ったキミらを敵とみなして襲ってきます。
【ルーア】 あたしはコロナを背中にかばう!
【リット】 (データを見て)ルーア、うまく行ったらプレートメイル落とすで、こいつ。
【ルーア】 ほんとですか?!(嬉)
【リット】 ダイス目で12出さなあかんけどな。
【ルーア】 マジで? 誰が振るんですか?
【リット】 そらキミやろ?
【ルーア】 あたし?! そんなん、12出なかったらリットに恨まれるやん、あたし!
【リット】 ……何で俺が恨まなあかんの?
【GM】 なぁ。おかしいで(笑)。
【リット】 アイテムに執着してるのはキミだけじゃないかね?(笑)
【ルーア】 あう〜。では、行きますか! がんばります!!

 ドロップ品に目がくらんでやる気満々のルーア。しかし、スティールゴーレムは物理攻撃耐性がものすごく、フィーヌのいないパーティーではなかなかダメージを与える事が出来ません。
結局、6ラウンドにも及ぶ長期戦の結果、何とかゴーレムを撃破しました。

【GM】 では待ちに待ったドロップ品です、ルーアさん(笑)。
【ルーア】 わーい、6ゾロ出ますように〜!!! ああっ、惜しい、11や〜。
【GM】 残念(笑)。ゴーレムの宝石をゲットしました。
【リット】 悪くないんちゃう? よかったね。じゃあ、先に進む。
【GM】 うい。廊下が続いてて、右側に3つと左に2つ扉があって、さらに正面奥に階段がある。
【リット】 まず手前から行こうか。右の手前の扉を頼むぜ。
【ルーア】 聞き耳〜! 〈感知〉で15でーす。
【GM】 それやったら人がいるような気配がする。鎖が床に擦れるような金属音もするねえ。
【リット】 捕まってる女の子か?
【ルーア】 鍵は?
【GM】 かかってるよ。
【ルーア】 鍵開けしまーす。
【GM】 ……っと、ごめん。電話や。ちょっと待ってて(と、席を外す)。
【リット】 もにょもにょ、ぽひょん(意味不明な擬音)。
【ルーア】 何吹き込んでるんですか! 後でテープ聞いたら怒られますよ!
【リット】 こんなとこ飛ばすやろ、自分おらへんから。

 ということらしいので飛ばさずに書いてみました(笑)。

【GM】 ごめんね、ただいまー。
【ルーア】 鍵開けは13です。
【GM】 ああ、開いたよ〜。中は真っ暗です。
【ルーア】 ランタンをそっと中に入れてみる。
【GM】 人影が4つ見えますね。女の子やね。鎖につながれてる。
【ルーア】 あたしの顔見て何か反応する?
【GM】 怯えた表情をしてますな。
【ルーア】 「どうしたの?」って優しく聞く。
【GM】 「わかんない。気がついたらこんな所にいたの。あなたは誰?」
【ルーア】 「敵じゃないよ。ずっとここにいるの?」
【GM】 「わからないわ。サーカスを見に行って、気がついたらここにいたの」
【ルーア】 あ! まだ何人か助かってなかった女の子だ! とりあえず鎖外してあげたほうがいいかな?
【リット】 そりゃそうやろな。
【ルーア】 この子達にコロナを見せて、「ここにこんな感じの子、来なかった?」って聞くけど。
【GM】 この子達は見たことがないって言うよ。
【ルーア】 「あなたたち、怪我とかはしてない?」
【GM】 怪我はないけどだいぶ衰弱してるみたいやね。
【ルーア】 「ここで待っててね。すぐに戻るから、外に出たりしないでね」って言う。全部終わってから神殿に連れて行ってあげよう。
【シヴァ】 「もう大丈夫だから、安心して待ってなさい。私を信じていいから」
【GM】 何でこの人こんなに説得力あんの?(笑) 神々しく見えるわ(笑)。
【シヴァ】 気のせいやで(笑)。
【ルーア】 暗いのはかわいそうだから、ランタン置いていこうか。誰かもう一つランタン持ってません?
【リット】 俺、ろうそく持ってるで。さっき土産物屋で買ってん(←そんな話聞いてないぞ・笑)。「寿命」って書かれたろうそく。「これが消えたら、君ら死ぬから」(一同爆笑)
【ルーア】 縁起でもないこと言うな―――っ!!!(笑)
【リット】 「だから消えないようにがんばって燃やすんやで」(笑)
【ルーア】 おい!!
【シヴァ】 まぁ、適度な緊張感があったほうがいいんちゃうか?(笑)
【ルーア】 よくないわ!!(笑) あたしのランタンを中に入れて、ろうそくのほうを明かりの代わりに持って行きます。
【GM】 寿命のろうそく持って行くんや(笑)。
【ルーア】 嫌やけど、仕方ないじゃないですかー!!(笑) 女の子たちには「大人しくしててね」って言っておきます。
【GM】 まぁいいけど(笑)。部屋を出るときに、コロナがボソッと呟く。「いいな。あの子たちには帰れる場所があるんだ」
【リット】 「ジールさんがいるよ」
【GM】 ジールは孤児院の経営者やから、コロナは直接は知らないねん。
【リット】 あ、そうか。「孤児院の人やねんけどな」
【GM】 「孤児院? …優しかった先生がいたわ。でも、先生は火事で死んじゃったの。だから私には帰る場所なんかないの」
【リット】 シヴァさあ、「俺が居場所になってやる」とか言わへんの?(笑)
【シヴァ】 それは言わない。けど、「君が望むなら、私が居場所を作ってあげよう」
【ルーア】 おおー!!
【GM】 コロナは黙ってシヴァを見つめてる。でも、「わかんない」って言ってうつむいちゃった。
【リット】 じゃあ俺がグラッドの船のすばらしさを教えてあげよう。
【GM】 それは聞いてない(笑)。
【リット】 あはははは(笑)。
【ルーア】 とりあえず先進みましょっか。今度は左側手前の扉に聞き耳! 12!
【GM】 何かね、獣の唸り声みたいのが聞こえる。「グルルルル〜」
【ルーア】 ぎえーっ?! ここはやめておきましょうよ!!
【リット】 確かめへんの?(笑)
【ルーア】 絶対ロクなものいてませんって! やめましょう、ここは! 怖いです〜。
【GM】 「ガウガウ!」とか聞こえる。
【ルーア】 やだやだ〜、怖いよ〜(笑)。
【シヴァ】 じゃあここは置いておくか。
【ルーア】 置いておきます!! で、次は右の真ん中の部屋に聞き耳! 15。
【GM】 音は聞こえないし、鍵もかかってないよ。
【リット】 開けてみ?
【ルーア】 そっと開けて、覗いてみる。
【GM】 研究室みたいになってる。本とか実験器具が散乱してるね。
【ルーア】 調べてみる?
【シヴァ】 どんな本があるの?
【GM】 1階の書斎にあったような本やけど、あそこにあったのよりはもうちょっと内容がマニアックになってる感じ。
【リット】 ちなみに一冊適当に本棚の本を取ってみるけど、タイトルは?
【GM】 ええっ?! 「がんばれ魔術師!」
【シヴァ】 全然マニアックじゃないやん(笑)。
【GM】 急に言われて思いつかへんわ!(笑)
【シヴァ】 研究日誌みたいなのはないん? 探してみようよ。
【ルーア】 じゃあ探す〜。〈感知〉で16!
【GM】 高いなぁ。なら、机の引き出しから出てきた事で。
【シヴァ】 どんな事が書いてある?
【GM】 えっとねぇ、「本日、被験体の人格消去に成功した。被験者の名はフレア。これで私のいのままに動く人形が完成した。申し分のない出来だ」とか書いてあるよ。
【ルーア】 うっ。
【GM】 しばらく後の日付のところには、「同じ処置を4人の少女に対しても開始した」ってあったりするし。
【ルーア】 がーん! まだ見つかってない女の子が大変な事になってるかも。
【リット】 ってことは、ボス戦にフレアも出てくんのかな。
【ルーア】 そういうことになりそうですね。じゃあ、次は左の奥の部屋に行きます。聞き耳は18! 無駄に高い目が出た(笑)。
【GM】 音は聞こえないし、鍵もかかってません。
【ルーア】 中に入ってみるけど…。
【GM】 魔法陣が床に描いてあって、血が飛び散ってたりする素敵な部屋がご覧になれます。
【ルーア】 うげ! コロナの目をふさぐ。
【GM】 ふさがれた。
【リット】 何やろ、これは。
【シヴァ】 何か実験して失敗したんかな。
【ルーア】 この部屋は出ましょう。で、右の奥の部屋に聞き耳。低いなぁ、14。
【GM】 音はしません。
【ルーア】 鍵は?
【GM】 かかってます。
【ルーア】 14!
【GM】 開いた。
【ルーア】 ちょこっと覗いてみる。
【GM】 人が横たわってるように見えますな。
【ルーア】 息してる様子は?
【GM】 胸がかすかに上下してるね。
【シヴァ】 生きてはいるんやな。性別は?
【GM】 女。
【シヴァ】 何人?
【GM】 4人。ベッドのような手術台のようなよく分からん台の上に寝かされてるね。
【シヴァ】 「同じ処理をした」女の子たちかな。
【ルーア】 とりあえず片がつくまで鍵閉めておきます? 鍵開けといたらなんか不安。戦闘中に加勢に来るかも知れないし。
【リット】 うん。
【ルーア】 では、鍵をかけて階段を下ります。
【GM】 じゃあ一旦シーン切ります。

■■■

【GM】 マスターシーン挟みます。
【リット】 ついにサボテンが花を咲かす?!
【GM】 ついに咲く? どーん!
【リット】 どーん! 咲いたで〜!(笑)
【GM】 ……えっと(笑)。
【リット】 あはは(笑)。
【GM】 燭台の明かりが揺れる地下室。低い声が静寂を揺るがします。「どうやらネズミが紛れ込んだらしい」
それに答える、もうひとつの声。少し高めの男の声です。「いいよ、そいつらは俺が片付けるさ。カーティス様、あんたにはやる事があるんだろう? ここは俺に任せて、あんたは先に行っててください」
【リット】 部下がおるんか。
【GM】 低い声は、さらに続けます。「わかった。ではこいつも残して行く。実戦は初めてだが、良いテストになるだろう」
すると、少女の澄んだ声が返ってきます。「はい。私は、カーティス様の命に従います。私はそのためにここにいるのですから」
それを聞いたカーティスは、満足そうに微笑む。「そうだ、それでいい。だから私は、お前を選んだのだ…」
【リット】 悪そうやな〜(笑)。やっぱりフレアは出てくるんやな。
【ルーア】 でしょうね。

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©2005 Yu-ri Sasamoto
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