≪REV / EXIT / FWD≫

§慟哭は森の奥で§

ミドルフェイズ04

著:笹本ユーリ

【GM】 朝になりましたよ。
【ルーア】 目が覚めたらコロナの姿を探す。
【GM】 いるよ。ルーアの隣のベッドで寝てる。
【ルーア】 じゃあコロナを起こして一緒に朝ごはんを食べる。今日はどうしよっか?
【シヴァ】 どうしたい? とりあえず、あそこの屋敷を見張るしかなさそうやけど。
【リット】 忍び込むなり何なりしてフレアを返してもらわんとね。
【シヴァ】 他の女の子も捕まってるんであれば、その子らも助けてあげないと。
【ルーア】 それじゃあ屋敷に行きましょっか。
【リット】 シヴァ君、キミ、布教のフリして行ってみるのはどうだね?
【シヴァ】 ええ?(笑)
【GM】 怪しいな(笑)。
【リット】 聖書を持って、「主の教えを」とか何とか言いながら行くねん(笑)。でさ、ああいうのって子供連れて行くやんか。
【シヴァ】 リットを連れて行けって?(笑) まぁええけどさ。
【GM】 いいんや(笑)。みんなが行くならコロナも一緒に行くからね。
【リット】 何で来るん?
【GM】 行きたいって言ってる。
【リット】 「キミ、ついて来て何か出来るの? 役に立たへんのちゃうん」
【GM】 うわー…。「…出来なきゃ悪いの? どうせ私はいらない子よ!!!」
【ルーア】 「リットのバカーっ!!!」 さっきから地雷ばっかり踏みに行ってるし!!
【GM】 「あなたも私をいらないって言うの?」
【リット】 困ったぞ(笑)。
【ルーア】 いらんこと言うからじゃないですか!(笑)
【シヴァ】 まぁ、来たいならついて来たらええやんか。
【リット】 ええ? そんな優しい事言うの?
【シヴァ】 女性には(笑)。
【ルーア】 じゃあコロナのことはシヴァさんにお任せします。あたし、街で情報収集しておきたいから。
「コロナ、シヴァさんの言うことよく聞くんだよ」
【シヴァ】 任せなさい。
【GM】 じゃあ、まず館に行くほうから処理します。

■■■

【GM】 どうすんの? 普通に行く?
【シヴァ】 普通に行くで。
【GM】 じゃあ門の前に着きましたぜ。
【リット】 屋敷の様子は?
【GM】 昨日と変わらないよ。
【シヴァ】 どうしよ? 訪ねてみようか?
【リット】 コロナが邪魔や。
【シヴァ】 リット君。
【リット】 ん?
【シヴァ】 リット君、コロナを連れてその辺の木陰で向こうから見えないように隠れててくれないか?
【リット】 え? 俺も一緒に隠れてんの?
【シヴァ】 僕としてはそっちのほうが助かるんやけどな(一同爆笑)。
【リット】 ―――!!!(爆笑)←声になってない。
【ルーア】 リット、ちょうどいいからコロナと一緒にいて見張っておいてよ。
【リット】 じゃあそうするわ。何か釈然としないけどな(笑)。
【シヴァ】 気のせいや(笑)。「僕はちょっと様子見てくるから、ここで待っといて」
【リット】 おう。待っとくで〜。「何かあったらキャーって叫ぶんやで」(笑)
【シヴァ】 「ギャー」って言うわ(笑)。
【リット】 そっちやったら逃げるからな(笑)。
【ルーア】 逃げるんかい!(笑)
【リット】 「キャー」が「助けて!」って合図で、「ギャー」は「逃げろ!」な。
【ルーア】 そんなん嫌や!(笑) 何かすっごく不安になってきた。あたしもついて行ったほうが良かったかなぁ(笑)。
【シヴァ】 ま、冗談はこの辺にしといて、ちょっと訪ねてみるわ。普通に扉をノックしてみる。
【GM】 そしたらしばらくしてメイドさんが出てくるよ。
【ルーア】 若い?
【GM】 20代中頃って感じかな。
【シヴァ】 見た感じは普通?
【GM】 うん。おかしな素振りは全く見られないよ。「何の御用ですか?」
【シヴァ】 「アーケンラーヴ神殿のシヴァと申します」
【GM】 「司祭様ですか。こんな山の上までご苦労様です」
【シヴァ】 「少々カーティスさんにお聞きしたいことがあって尋ねてきたのですが」
【GM】 「申し訳ありません。カーティス様はただいま研究のためにお部屋にこもっていらっしゃって、誰にも会わせるなと言われているんです。ご用件でしたら、私がお伺い致しますが」
【リット】 「祈らせてください」とか言って、メイドが目を閉じてる隙に中に入っちゃえ。
【シヴァ】 いやいや、そんなことはせんよ(笑)。「ちょっとご本人でないと話せない内容なんです」
【GM】 「すみません、今は無理なんです。研究に区切りがつけば大丈夫だと思うのですが…。勝手に通すと、私が怒られてしまうんです」
【シヴァ】 そういえば人付き合いを避けてるとか言ってたな。気難しいんや。
【GM】 「お嬢様を亡くされるまではいい方だったんですが」
【シヴァ】 「お気の毒です」
【ルーア】 「お嬢様の冥福を祈らせてください」って入って行くとかは?
【GM】 今更? 葬式、とっくに終わってるで。
【シヴァ】 いくら何でも不自然やろ(笑)。
【ルーア】 ぷう。
【シヴァ】 メイドさんはこの街の人? 「どれくらいこの屋敷で働いてるんですか?」
【GM】 「もう10年になりますね。カーティス様もはじめは気さくな方だったんですが、お嬢様を亡くされてからほとんど口を利かなくなってしまって、何かあるとすぐに大きな声で怒鳴るんです。怖いよ」
【リット】 最後だけタメ口になったぞ?(笑)
【GM】 いい言葉が思いつかんかってん(笑)。
【シヴァ】 「よっぽどショックやったんでしょうね」
【GM】 「はい。とても大事にされてましたから…」
【リット】 生き返らせようとしてんのかな?
【シヴァ】 それは分からんけどね。「ところで、お嬢さんのお名前は?」
【GM】 死んだ娘? じゃあアリスで。
【シヴァ】 今考えたな(笑)。「メイドのお仕事ってどんなことをされてるんですか?」
【GM】 え? ご飯作る、掃除、布団干す、草抜き…
【リット】 がんばれ(笑)。
【GM】 …水をやる?
【ルーア】 何に?
【GM】 …サボテン?
【リット】 さっきから語尾が疑問形やで(笑)。
【GM】 うるさい(笑)。
【ルーア】 馬車の馬の世話とかはしてないの?
【GM】 それは…してないね。
【ルーア】 じゃあどうやって会社まで行ってるんだろう? 馬いないの?
【シヴァ】 聞いてあげるわ。
【GM】 「カーティス様は〈フライト〉が使えるんです」
【ルーア】 そういうことか〜。メイジだよ〜。
【シヴァ】 そんなもんかな? 「お忙しいところ、お時間取らせて済みませんでしたね」
【GM】 「いえ、せっかく来て頂いたのにこちらこそすみません」
【シヴァ】 「ではまた、区切りがついた所を見計らって来させて頂きますんで」
【リット】 もう帰るんや。もっと話せばいいのに。
【シヴァ】 これ以上何を話すんや? あ、掃除について語ろうか?(笑)
【GM】 それはメイドも乗って来るで。暇やからな(笑)。
【シヴァ】 暇なんや(笑)。「窓の掃除の仕方はね…」
【GM】 「この汚れにはこの洗剤がよく効きますよね」(笑)
【シヴァ】 ってな感じで盛り上がってるから(笑)。
【リット】 じゃあその隙にコロナと喋っとくわ。「フレアの素質、妬ましい?」
【ルーア】 こいつほんまに地雷ばっかり踏みに行くし〜!
【GM】 涙ぐむで、それは。
【ルーア】 最低や(笑)。
【リット】 泣くなよ(笑)。「俺は何でフレアを助けたいのか知りたいだけやねん」
【GM】 「妹だから」
【リット】 「本当に?」
【ルーア】 何てこと言うねん〜(笑)。
【GM】 「…そ、そうよ? あ…あなただったらどうなの? 弟がいて、捕まってたりしたら…」
【リット】 「助ける!(即答)」(一同笑)
【GM】 早!(笑)
【リット】 納得させられた!(笑)
【GM】 そんなんでいいんや(笑)。
【シヴァ】 じゃあその辺りで僕がメイドと話し終えて戻ってくるわ。「大人しくしてたか?」
【リット】 「うん」
【シヴァ】 「(コロナに)ほんまにしてた?」
【リット】 誰に確かめてるねん!(笑)
【GM】 「してなかった」 泣かされたからな(笑)。
【リット】 あははははは(笑)。
【シヴァ】 「コロナ泣いてるやん。リットが泣かしたんか? 帰ったら説教するからな」(笑)
【ルーア】 こってり搾られそうやな(笑)。

■■■

【GM】 じゃあルーアのほう行きますぜ。
【ルーア】 はーい。〈ストリートワイズ〉で情報収集しようかなぁ。
【GM】 何を聞くの?
【ルーア】 現在のカーティスさんについて変な噂がないか。40G払って達成値に+2する。11! 低いな〜。
【GM】 それやったら、前にも聞いたとおり「人が変わってしまったようだ」って言うのと、「以前にも増して研究熱心になった」っていうのが聞けた。
【ルーア】 何の研究してるんやろ?
【GM】 その達成値じゃあ分かんないねぇ。
【ルーア】 娘さん蘇らせようとしてんのかな。あ、娘さんのお墓行ってみようかな。
【GM】 いいよー。共同墓地だぜ。大きな墓やから、すぐ見つかった。
【ルーア】 アリスさんやんね、名前。死んだ時の歳はいくつ?
【GM】 墓碑に刻んである。16歳やね。
【ルーア】 16かぁ。コロナの似顔絵描いて、昨日行った酒場に行く。で、マスターにそれを見せて、「この子とカーティスさんの娘さんって似てる?」って聞く。
【GM】 「いや、全く似てないよ」
【ルーア】 そっか。あ! もっかいお墓に戻っていい?
【GM】 忙しいな(笑)。
【ルーア】 で、墓守の人に話聞いてみる。
【GM】 墓地の入り口に警備員みたいなのがいるけど。
【ルーア】 「ちょっとお聞きしたいんですが、カーティスさんの娘さんのお葬式ってどんな感じでした?」
【GM】 どんな感じと言われましても(笑)。しかも葬式は教会でやるんちゃうか?
【ルーア】 それもそっか(笑)。「カーティスさんってよくお墓参りに来られますか?」
【GM】 「いえ、最近は全く来ませんね。亡くなった直後に何度か見かけましたけど、それだけです」
【ルーア】 最近来てないんや。「来られてた時の様子ってどうでした?」悲しそうだったとか、執念に燃えてそうだったとか。
【GM】 むー…。これはどうしよう、言おうかなぁ。「娘がいない世の中に用はない、とか呟くのを聞きましたよ」
【リット】 ってことは生き返らせようとしてるわけじゃないのか。
【ルーア】 絶望のあまり破壊衝動に駆られたんですかね。
【リット】 自殺すればええのに。
【一同】 ……。
【リット】 ね?
【シヴァ】 ……(苦笑)。
【ルーア】 鉄製のハリセンを作ろうかしら(笑)。

■■■

【ルーア】 シヴァさんたちと合流します。神殿で待ってるよ。
【シヴァ】 じゃあそこに帰って行くわ。
【ルーア】 墓守さんから聞いた話を伝える。
【シヴァ】 これで、何かをたくらんでることは間違いなくなったな。
【ルーア】 「娘のいない世界に用はない」ですからね。
【シヴァ】 用のある「娘のいる世界」は…
【GM】 もうどこにもないからな。
【ルーア】 だから破壊衝動に駆られててもおかしくないんですよね。だから危ない研究とかをしてそうなんですよね。
【リット】 もう行って確かめようや。
【ルーア】 それしかないですね。
【シヴァ】 問題はいつ行くかやな。
【リット】 今から行こうや。早いほうがいいやろ。今何時?
【GM】 じゃあ昼前で。
【リット】 …昼飯食ってから行く?(笑)
【ルーア】 うん、腹ごしらえしてから行く!(笑)
【リット】 フライドチキン食うで〜。
【ルーア】 共食いですか〜!!
【シヴァ】 リットは鳥ちゃうからな(笑)。羽根が生えてるだけやで。
【ルーア】 でも羽根のあるものですよ?
【シヴァ】 でも鳥とは別やろ(笑)。
【リット】 そうそう。哺乳類同士を食ったって共食いにならんのと一緒でな。
【シヴァ】 僕らがステーキ食っても共食いちゃうやろ?
【GM】 …え? 哺乳類って牛も入んの?
【リット】 は?!
【シヴァ】 もちろん(笑)。
【リット】 思いっきり入ってるやんか(笑)。
【シヴァ】 何やと思っててん?
【GM】 牛類…?
【リット】 何じゃそりゃ?! 新しいカテゴリーを作ったぞ(笑)。
【シヴァ】 哺乳類、爬虫類と同じ並びで牛類があるんや(笑)。
【リット】 GMの世界ではそうらしいで(笑)。
【ルーア】 もっかい理科を勉強しなおしてください。
【リット】 リット以下やな。GMの紹介のところにも「頭はかなり悪い」って書いといてな(笑)。
【GM】 GM紹介なんてないもん(笑)。
【ルーア】 何か力が抜けましたよう(笑)。じゃあ、お昼食べたら行きましょうかねぇ。
【GM】 屋敷に行くなら、ここでシーン切りますぜ。…疲れた(笑)。
【リット】 誰のせいや!!(笑)

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©2005 Yu-ri Sasamoto
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