≪REV / EXIT / FWD≫

§二世キャラ作成§

2. 異種族間の処理

著:龍神裕義

 人間、エルフ、ハーフエルフの間で、二世キャラを作ることができます。
 異種族間で子供を作るときは、基本処理の『1-2. 副能力値の決定』を行う前に、特別な準備が必要です。
 親の副能力値A〜Hを、生まれる子供の種族に応じた計算式に当てはめ、子供の副能力値決定用の仮の副能力値を割り出す処理です。
 仮の副能力値は、便宜上A'〜H'、A''〜H''などと表記しています。メモ用紙か、キャラクター用紙の裏にメモしましょう。

 人間とエルフを親に持つ二世キャラはハーフエルフとなりますので、『2-2. ハーフエルフの子供が生まれてくるとき』にある処理を行ってください。

 ハーフエルフを両親か、片親に持つ二世キャラは、人間、ハーフエルフ、エルフのいずれかになります。
 まずは、二世キャラの種族を決めなければなりませんので、『2-1. 種族の決定』にある処理を行ってください。


処理の流れ

2-1. 種族の決定
2-2. ハーフエルフが生まれてくるとき
2-3. 人間が生まれてくるとき
2-4. エルフが生まれてくるとき

[EXIT]▲


2-1. 種族の決定

 親の片方あるいは両方がハーフエルフである場合、生まれてくる子供は、人間、エルフ、ハーフエルフのいずれかになります。
 2dを振って、生まれてくる子供の種族を決定します。
 任意で種族を選びたいところですが、ここはダイスで決定しましょう。

2dの出目 子供の種族
2 エルフ
3 ハーフエルフ
4 人間
5〜6 母親と同じ種族
7〜9 父親と同じ種族
10 人間
11 ハーフエルフ
12 エルフ

 生まれてくる子供の種族が決まったら、それに応じて、親の副能力値の処理を行います。
 子供がハーフエルフの場合は『2-2. ハーフエルフが生まれてくるとき』、人間の場合は『2-3. 人間が生まれてくるとき』、エルフの場合は『2-4. エルフが生まれてくるとき』に基づいた処理を行ってください。

[TOP]▲


2-2. ハーフエルフが生まれてくるとき

 人間親、エルフ親は、それぞれの副能力値A〜Hを用いて、下の表のとおりに計算してください。
 ハーフエルフ親は、何も計算する必要はありません。副能力値A〜Hの数値そのままを用いてください。

項目 人間親 項目 エルフ親
A' (A÷2)+4 A'' A−2
B' (B÷2)+6 B'' B をそのまま
C' (C÷2)+4 C'' C−2
D' (D÷2)+6 D'' D をそのまま
E' (E÷2)+2 E'' E+2
F' (F÷2)+2 F'' (F×2)+2
G' (G÷2)+4 G'' G をそのまま
H' H をそのまま H'' (H−6)×2

補足)
 端数が生じた場合は、1dを振って下さい。
 1dの出目が1〜3なら端数切り捨て4〜6なら端数切り上げです。

 両親の副能力値(A'〜H'と、A''〜H'')が用意できたら、それらを用いて、基本処理『1-2. 副能力値の決定』を行ってください。
 もし、まだ二世キャラの性別が決定されていなければ、基本処理の『1-1. 性別の決定』を忘れずに行ってください。

[TOP]▲


2-3. 人間が生まれてくるとき

 ハーフエルフ親、エルフ親は、それぞれの副能力値A〜Hを用いて、下の表のとおりに計算してください。
 人間親は、何も計算する必要はありません。副能力値A〜Hの数値そのままを用いてください。

項目 ハーフエルフ親 項目 エルフ親
A' (A−4)×2 A'' (A−6)×2
B' (B−6)×2 B'' (B−6)×2
C' (C−4)×2 C'' (C−6)×2
D' (D−6)×2 D'' (D−6)×2
E' (E−2)×2 E'' E×2
F' (F−4)×2 F'' F×4
G' (G−4)×2 G'' (G−4)×2
H' H をそのまま H'' (H−6)×2

 両親の副能力値(A'〜H'と、A''〜H'')が用意できたら、それらを用いて、基本処理『1-2. 副能力値の決定』を行ってください。
 もし、まだ二世キャラの性別が決定されていなければ、基本処理の『1-1. 性別の決定』を忘れずに行ってください。

[TOP]▲


2-4. エルフが生まれてくるとき

 ハーフエルフ親、人間親は、それぞれの副能力値A〜Hを用いて、下の表のとおりに計算してください。
 エルフ親は、何も計算する必要はありません。副能力値A〜Hの数値そのままを用いてください。

項目 ハーフエルフ親 項目 人間親
A' A+2 A'' (A÷2)+6
B' B をそのまま B'' (B÷2)+6
C' C+2 C'' (C÷2)+6
D' D をそのまま D'' (D÷2)+6
E' E−2 E'' E÷2
F' (F−2)÷2 F'' F÷4
G' G をそのまま G'' (H÷2)+4
H' (H÷2)+6 H'' (H÷2)+6

補足)
 端数が生じた場合は、1dを振って下さい。
 1dの出目が1〜3なら端数切り捨て4〜6なら端数切り上げです。

 両親の副能力値(A'〜H'と、A''〜H'')が用意できたら、それらを用いて、基本処理『1-2. 副能力値の決定』を行ってください。
 もし、まだ二世キャラの性別が決定されていなければ、基本処理の『1-1. 性別の決定』を忘れずに行ってください。

[TOP]▲

©2003 Hiroyoshi Ryujin
≪REV / EXIT / FWD≫