人間、エルフ、ハーフエルフの間で、二世キャラを作ることができます。
異種族間で子供を作るときは、基本処理の『1-2. 副能力値の決定』を行う前に、特別な準備が必要です。
親の副能力値A〜Hを、生まれる子供の種族に応じた計算式に当てはめ、子供の副能力値決定用の仮の副能力値を割り出す処理です。
仮の副能力値は、便宜上A'〜H'、A''〜H''などと表記しています。メモ用紙か、キャラクター用紙の裏にメモしましょう。
人間とエルフを親に持つ二世キャラはハーフエルフとなりますので、『2-2. ハーフエルフの子供が生まれてくるとき』にある処理を行ってください。
ハーフエルフを両親か、片親に持つ二世キャラは、人間、ハーフエルフ、エルフのいずれかになります。
まずは、二世キャラの種族を決めなければなりませんので、『2-1. 種族の決定』にある処理を行ってください。
親の片方あるいは両方がハーフエルフである場合、生まれてくる子供は、人間、エルフ、ハーフエルフのいずれかになります。
2dを振って、生まれてくる子供の種族を決定します。
任意で種族を選びたいところですが、ここはダイスで決定しましょう。
2dの出目 | 子供の種族 |
2 | エルフ |
3 | ハーフエルフ |
4 | 人間 |
5〜6 | 母親と同じ種族 |
7〜9 | 父親と同じ種族 |
10 | 人間 |
11 | ハーフエルフ |
12 | エルフ |
生まれてくる子供の種族が決まったら、それに応じて、親の副能力値の処理を行います。
子供がハーフエルフの場合は『2-2. ハーフエルフが生まれてくるとき』、人間の場合は『2-3. 人間が生まれてくるとき』、エルフの場合は『2-4. エルフが生まれてくるとき』に基づいた処理を行ってください。
人間親、エルフ親は、それぞれの副能力値A〜Hを用いて、下の表のとおりに計算してください。
ハーフエルフ親は、何も計算する必要はありません。副能力値A〜Hの数値そのままを用いてください。
項目 | 人間親 | 項目 | エルフ親 |
A' | (A÷2)+4 | A'' | A−2 |
B' | (B÷2)+6 | B'' | B をそのまま |
C' | (C÷2)+4 | C'' | C−2 |
D' | (D÷2)+6 | D'' | D をそのまま |
E' | (E÷2)+2 | E'' | E+2 |
F' | (F÷2)+2 | F'' | (F×2)+2 |
G' | (G÷2)+4 | G'' | G をそのまま |
H' | H をそのまま | H'' | (H−6)×2 |
補足)
端数が生じた場合は、1dを振って下さい。
1dの出目が1〜3なら端数切り捨て、4〜6なら端数切り上げです。
両親の副能力値(A'〜H'と、A''〜H'')が用意できたら、それらを用いて、基本処理『1-2. 副能力値の決定』を行ってください。
もし、まだ二世キャラの性別が決定されていなければ、基本処理の『1-1. 性別の決定』を忘れずに行ってください。
ハーフエルフ親、エルフ親は、それぞれの副能力値A〜Hを用いて、下の表のとおりに計算してください。
人間親は、何も計算する必要はありません。副能力値A〜Hの数値そのままを用いてください。
項目 | ハーフエルフ親 | 項目 | エルフ親 |
A' | (A−4)×2 | A'' | (A−6)×2 |
B' | (B−6)×2 | B'' | (B−6)×2 |
C' | (C−4)×2 | C'' | (C−6)×2 |
D' | (D−6)×2 | D'' | (D−6)×2 |
E' | (E−2)×2 | E'' | E×2 |
F' | (F−4)×2 | F'' | F×4 |
G' | (G−4)×2 | G'' | (G−4)×2 |
H' | H をそのまま | H'' | (H−6)×2 |
両親の副能力値(A'〜H'と、A''〜H'')が用意できたら、それらを用いて、基本処理『1-2. 副能力値の決定』を行ってください。
もし、まだ二世キャラの性別が決定されていなければ、基本処理の『1-1. 性別の決定』を忘れずに行ってください。
ハーフエルフ親、人間親は、それぞれの副能力値A〜Hを用いて、下の表のとおりに計算してください。
エルフ親は、何も計算する必要はありません。副能力値A〜Hの数値そのままを用いてください。
項目 | ハーフエルフ親 | 項目 | 人間親 |
A' | A+2 | A'' | (A÷2)+6 |
B' | B をそのまま | B'' | (B÷2)+6 |
C' | C+2 | C'' | (C÷2)+6 |
D' | D をそのまま | D'' | (D÷2)+6 |
E' | E−2 | E'' | E÷2 |
F' | (F−2)÷2 | F'' | F÷4 |
G' | G をそのまま | G'' | (H÷2)+4 |
H' | (H÷2)+6 | H'' | (H÷2)+6 |
補足)
端数が生じた場合は、1dを振って下さい。
1dの出目が1〜3なら端数切り捨て、4〜6なら端数切り上げです。
両親の副能力値(A'〜H'と、A''〜H'')が用意できたら、それらを用いて、基本処理『1-2. 副能力値の決定』を行ってください。
もし、まだ二世キャラの性別が決定されていなければ、基本処理の『1-1. 性別の決定』を忘れずに行ってください。