≪REV / EXIT / FWD≫

§失翼の魔術師:第16話§

敵の拠点へ

著:林田ジュン イラスト:ササモト 地図:もよ
▽ 1 ▽ 2 ▽ 3

【GM】 「じゃあ面会の時間になりました。城の地下牢に行くんやんな? 隊長いるよ」
【ムーン】 「『入っていい?』」
【GM】 「面会ならサウスの所まで行けるよ」
【シュトルム】 「じゃあ入ろう。『(嘘くさく)会いたかったぞ、サウス』」
【ムーン】 「『ここの飯はさぞかしまずいんだろうね』って言うか面会してるのって私らだけ?」
【GM】 「うん。でも衛兵が4人いるよ」
【ムーン】 「そんなの無視して地下二階まで行っちゃおうよ」
【アンリ】 「行ける?」
【ムーン】 「『地下二階にも知り合いがいるんです』」
【GM(衛兵)】 「『隊長の許可は?』」
【シュトルム】 「『もらいましたよ(嘘)』」
【GM】 「…まぁいいや。でも地下二階にいる衛兵に、誰に会いに来たのか聞かれるよ」
【アンリ】 「って言うかここに穴があるならナヴィの関係者もここにいるってことでしょ? なら、ローリンエン出身の人が怪しいんだよね」
【ムーン】 「そっか。『ローリンエン出身の人に会いたいんですけど』」
【GM】 「なら教えてくれた。一番奥の牢屋にいるよ」
【ヴェルナー】 「見に行ってみよう」
【GM】 「行ったの? あのねぇ、見たことある人がいるよ。前にカイルがさらわれたときにいたナヴィの手下が二人」
【ヴェルナー】 「捕まっちゃったのか」
【シュトルム】 「穴のためにわざと捕まったんだと思うな」
【ムーン】 「だったらもうここに穴があることは確定じゃん」
【アンリ】 「何か話しかけてみる?」
【シュトルム】 「何て言う? 『例の侵入作戦はどうなっている? ナヴィ様が気にしておられたぞ』って言ってみよう」
【GM】 「『着々と進行中だ』」
【シュトルム】 「『作戦はいつ頃実行できそうか?』」
【GM】 「『いつでも』」
【アンリ】 「穴はもう完成してるのか。って言うかこの人たちが掘ってるわけないんだよね。そんなことしたらバレちゃうから。じゃあ穴の見張り役?」
【ムーン】 「で、サウスっていつ出れる?」
【GM】 「さぁ? シルファスの司祭が来て無実を証明してくれたら」
【アンリ】 「じゃあ明日連れてこよう」
【シュトルム】 「思ったんだけど、隊長だけに正直に話して、このことが漏れたら戦争になるから内密にしてくれって言うのは? 穴は自分たちが処理するって言ってさ」
【アンリ】 「隊長でいいの?」
【シュトルム】 「隊長だったら中の衛兵どかせてくれるやろ。あと、あそこの二人も違う場所に移してもらって」
【ムーン】 「あの二人は別に移動しなくてもいいんじゃないの?」
【シュトルム】 「いいけど邪魔されたくない」
【ムーン】 「そっか。でも私ら信用あるのかな」
【シュトルム】 「前にカイル助けたぞ」
【ムーン】 「今、サウス捕まってるけど(笑)」
【シュトルム】 「それは無実だって立証されるって」
【アンリ】 「じゃあ次の日にでも司祭を連れてくるね」
【GM】 「なら次の日にしよう」
【シュトルム】 「ちなみに夕方ね(笑)。コウモリ嫌だ」
【GM】 「わかった。じゃあシルファスの司祭が来て、『サウス、シルファス信者やん』って言ってくれた」
【シュトルム】 「適当やな(笑)」
【ムーン】 「どうする? 隊長にしゃべっていいかな」
【ヴェルナー】 「いいんじゃない?」
【アンリ】 「衛兵隊長ってどのくらいの権限あるのかな」
【ムーン】 「一応城の治安を任されてるんだからそれなりの力はあるでしょ。じゃあ話した」
【GM】 「話したの? でも最初は信じてくれないよ」
【シュトルム】 「(甘い声で)信じて☆」
【ヴェルナー】 「(同じく甘い声で)どうやったら信じてく・れ・る・の?」
【GM】 「何やねんお前ら!(笑)」
【ヴェルナー】 「穴見せたら信じるんじゃない?」
【GM】 「そりゃ信じると思うね」
【ムーン】 「じゃあさっきの場所まで隊長を連れていって見せる。そこ、本当に穴あるよね?」
【GM】 「うん。ちょっと調べたら隠し通路が見つかったよ。で、隊長もさすがに信じた」
【シュトルム】 「『このことは俺たちが絶対内密に処理するから国王の耳には入れないでほしい』って言っておくよ」
【GM(隊長)】 「『だが3日たっても君たちが戻らなかったらその時には考えさせてもらうぞ』」
【シュトルム】 「了解。じゃあ行こうか」
【ヴェルナー】 「今日はロードいるの?」
【アンリ】 「連れていこう」
【GM】 「行くの? 『レポート出してから』って言うぞ。今日締め切りだから(笑)」
【ムーン】 「衛兵に出しておいてもらえよ(笑)」
【ヴェルナー】 「そんなの出してくれるか?」
【ムーン】 「いいやん別に出してくれなくても(笑)」
【アンリ】 「単位が(笑)」
【GM】 「レポート書いてやった意味ないじゃん(笑)」
【ムーン】 「いい。ロードには『衛兵さんが出しておいてくれる』って言っておく。一応衛兵にも頼んでおくけどね。『暇な時でいいから(爆笑)』」
【GM】 「締め切り今日やっちゅーねん!」
【ムーン】 「知らん。隠し通路入った」
【アンリ】 「あーあ(笑)」
【GM】 「じゃあここからはオートマッピングで」
【アンリ】 「長い通路だね。ローリンエンまでつながってるのかな」
【GM】 「そんな長くないよ。歩いて15分って感じ」
【アンリ】 「ああ、となりの国とつなげてるんじゃなくて、この街の地下にある組織とつなげてたのね」
【ムーン】 「地上だとどの辺になるの? まだ街の中?」
【GM】 「うん。まだ中心部からは外れてないよ」
【アンリ】 「突き当たり、扉あるね」
【ムーン】 「私がロードやろうか? この扉開けたい。鍵ある?」
【GM】 「あるよ」
【ムーン(ロード)】 「(コロコロ)15」
【GM】 「じゃあ開いた」
【ムーン】 「ここ(部屋1)どんな感じの部屋?」
【GM】 「広くて訓練場って感じだよ」
【ムーン(ロード)】 「じゃあこの扉を開けよう。罠はないだろ、こんな施設に。(コロコロ)鍵は6ゾロ!」
【GM】 「開いたけどね、出た所に人が二人いてね。『何だお前ら!』」
【ムーン(ロード)】 「先に気配を見れば良かった」
【ヴェルナー】 「間違えました。がちゃ」
【アンリ】 「それ、怪しいって(笑)」
【ムーン】 「『仲間です』って言う」
【GM】 「じゃあ教えてあげるけど、そいつら二人にはネームプレートがついてる。社員証みたいなやつ。それがないと部外者だから」
【シュトルム】 「『落とした(笑)』」
【ムーン】 「だったら戦って奪おうよ」

 というわけで戦闘開始。しかし所詮3レベルのファイター二人。アンリの通常攻撃とヴェルナーのクリティカルであっけなく撃沈しました。って言うかアンリ恐いぞ!

【アンリ】 「その二人の名前は?」
【GM】 「レオンとカール。当然両方とも男」
【ムーン】 「って言うかネームプレーとだけでいいの? 本人の顔と違うのに」
【シュトルム】 「大丈夫だろ。大きな組織っぽいし一人一人の顔なんか覚えてないって」
【GM】 「それで死体はどうするのさ」
【アンリ】 「さっきの部屋に放り込んでおく。ま、名札だけでバレるようならそれから考えようよ」
【ムーン(ロード)】 「じゃあ俺、カールもらうね」
【ヴェルナー】 「僕レオン」
【GM】 「あ、言い忘れたけど部屋1の扉に『3番出口』って着いてある」
【ヴェルナー】 「何か地下鉄みたい」
【アンリ】 「この部屋(部屋7)調べたい。鍵は?」
【GM】 「かかってない」
【アンリ】 「開けちゃえ」
【GM】 「仮眠室になってて寝てる奴が二人いる」
【シュトルム】 「名札ついてる?」
【GM】 「そりゃついてるよ」
【シュトルム】 「ニヤリ。性別は?」
【GM】 「男と女が一人ずつ。名前はケインとリディア」
【ムーン】 「名札とったらさすがに起きるかな」
【アンリ】 「なら殺す?」
ヴェレナー「でもこの扉(部屋8)から人が入ってくるかも」
【シュトルム】 「じゃあまずそっちの様子から見てみよう。扉に近付いてみる」
【GM】 「だったら話し声が聞こえるよ」
【ムーン】 「何人くらいいるかわかる?」

【GM】 「2、3人ってとこかな」
【シュトルム】 「全員で5人か。それはさすがにきついな。部屋8の扉にロックかけるか?」
【アンリ】 「それなら部屋7の扉にかけたほうが5人無力化できるよ。寝てる二人はあたしがこっそりやってみるから。でももし無理だったらその時は部屋8の扉にロックお願いね」
【ムーン】 「わかった」
【アンリ】 「じゃあやるよ。(コロコロ)15と16」
【GM】 「両方とも気がつかなかった」
【ムーン】 「だったら部屋7の扉にロック。(コロコロ)18」
【GM】 「高い達成値やな(笑)」
【シュトルム】 「俺ら、こんなんばっかりやな(笑)」
【アンリ】 「あたしリディアもらうね。サウスにはケインをあげる」
【シュトルム】 「この扉は?(部屋6)」
【GM】 「鍵はかかってないよ」
【アンリ】 「警成しながら開ける」
【GM】 「さっきと同じで仮眠室。男が一人寝てるよ。名前はマッシュ」
【シュトルム】 「じゃあ俺がマッシュか? ちょっと嫌かも(笑)」
【ヴェルナー】 「筋肉もりもりっぽいよね」
【アンリ】 「(コロコロ)17。取れたよ」
【シュトルム】 「(嫌そうに)マッシュか…」
【ムーン】 「それでここの扉もロックね。(コロコロ)18」
【アンリ】 「それで警戒しながらT字路を覗く」
【GM】 「人が3人いるよ」
【シュトルム】 「バレた?」
【GM】 「だって覗いたんだろ? バレバレだぞ」
【ヴェルナー】 「別に名札あるから大丈夫じゃないの?」
【ムーン】 「でも私の分がまだ足りないもん。その3人の中に女いる?」
【GM】 「いないよ」
【ムーン】 「じゃあ殺しても意味がない」
【シュトルム】 「近付いて挨拶してみよう。『よう』」
【ヴェルナー】 「え? 行くの? ムーンは?」
【ムーン】 「私、みんなの陰に隠れてるから」
【GM】 「『よう。見かけない顔だな。新入りか?』」
【アンリ】 「『うん。よろしくね』」
【シュトルム】 「バレないみたいだ。堂々と歩き回ろう」
【アンリ】 「奥のほうから見ていこう。部屋2からね。鍵は?」
【GM】 「かかってないよ」
【ムーン】 「入る」
【GM】 「入ったら部屋の隅に上にあがる階段があって、人が2人いる。両方男」
【シュトルム】 「『間違えました』がちゃ(笑)」
【アンリ】 「次ここ(部屋3)」
【GM】 「そこは何もない部屋」
【アンリ】 「じゃあ部屋10の向こうを見に行こう」
【ヴェルナー】 「ここ(部屋4)はいいの?」
【シュトルム】 「そこはトイレやろ」
【GM】 「(バレてるし)」
【アンリ】 「下に行く階段があるけどどうする?」
【ムーン】 「でも部屋9と10も気になるな」
【アンリ】 「聞いてみようか。まず部屋9からね。『入っていい?』」
【GM】 「『いいぞ』ってさ。入ったら書庫ね」
【シュトルム】 「何の本がある?」
【ヴェルナー】 「釣り?(笑)」
【GM】 「ない(苦笑)。魔法関係の本が多そう」
【ムーン】 「何かおもしろい本ない?」
【GM】 「ないよ。みんなまじめな本」
【ムーン】 「まじめな本はつまらないのか、GMは(笑)」
【アンリ】 「次は部屋10ね。『入りたいんだけど』」
【GM】 「ここは入れない。『ナヴィ様の許可はあるのか?』」
【アンリ】 「『ないよ。何の部屋?』」
【GM】 「『武器庫』」
【アンリ】 「仕方ないね。下に行く? 上もあるけどナヴィは下だと思うの。
(地図を見て)何か牢屋みたいな感じの個室が続くのね。片っ端から開けてみようか」
【ムーン】 「全部トイレだよ」
【シュトルム】 「それはないって(笑)」
【GM】 「それでね、14の部屋は扉が開いてるよ」
【アンリ】 「開いてるの? じゃあ覗く」
【GM】 「覗いたら研究室っぽい部屋になってるんだけど、中で女の人が一人気絶して倒れてるね」
【シュトルム】 「ちょっと見てみよう。その人ナンバーとかついてる?」
【GM】 「ナンバーはついてないけど名札ならある。ここの人だよ」
【ヴェルナー】 「どうしたんだろう」
【アンリ】 「今のうちに名札もらっちゃおうよ。ムーンの分」
【ムーン】 「じゃあ奪ってから起こしてみよう。何が思ったか聞きたい」
【アンリ】 「奪ってから話しかけたら、名札とったことバレるよ」
【ムーン】 「だったら名札は隠しておく。で、起こすね。『何があったの?』」
【GM】 「『よく分からないんですけど、いきなり後ろから殴られたんです』」
【ムーン】 「『誰に殴られたの?』」
【GM】 「『さぁ…。研究に熱中してたから、ちょっと…』」
【アンリ】 「『何の研究してたの?』」
【GM】 「『いろいろと』」
【アンリ】 「いろいろ?」
【ムーン】 「聞かなくてもわかってるけど(笑)。あのさ、後から殴った奴ってグレープたちだと思うんだけどどうかな」
【シュトルム】 「あいつらも侵入してきたのかな」
【アンリ】 「違う入り口見つけたのかな。まさか城からは来てないだろうし」
【ムーン】 「じゃあ行こうか。名札ももらったことだし(笑)」
【シュトルム】 「ちなみになんて名前?」
【GM】 「じゃあサリー?」
【シュトルム】 「魔法使いサリーちゃん(笑)」
【ヴェルナー】 「ちょうどムーンも魔法使いだし(笑)」
【GM】 「それでね、17の部屋の前の二人は寝てますな」
【アンリ】 「それは居眠り? それとも魔法?」
【ヴェルナー】 「二人いっぺんに居眠りするか? やっぱり誰かが来てると思うな」
【ムーン】 「あの二人だろうな。少なくとも敵ではないやろ」
【シュトルム】 「ってことは侵入者は17の部屋に入ったってことか?」
【GM】 「17の部屋、ちなみに扉が開いてるよ」
【ヴェルナー】 「入ってみる。誰かいる?」
【GM】 「いないね。どうやら魔法のアイテムをおいてある部屋みたいなんだけど、荒らされたあとがある」
【アンリ】 「じゃあ再度荒らそう(笑)」
【ムーン(ロード)】 「(コロコロ)18」
【アンリ】 「あたしは19」
【ヴェルナー】 「僕もせっかくシーフ技能とったからやってみよう。あ、全然駄目だ。8」
【シュトルム】 「15」
【GM】 「じゃあシュトルムは13点の魔晶石3つ見つけた。アンリとロードは、アイスクリスタルとウォータークリスタルを見つけたぞ」
【アンリ】 「これで火の魔法が少し恐くなくなるね」
【ヴェルナー】 「いいなぁ。僕、何も見つけられなかったよ」
【ムーン】 「駄目じゃん」
【シュトルム】 「つーかムーンも見つけてないやん(笑)」
【ムーン】 「だって私は最初から判定してないもん」
【シュトルム(サウス)】 「そういえば俺もやってなかったな。仕方がないからバード技能で歌っていよう。『アイテム欲しいよ〜♪』」
【ヴェルナー】 「うるさい!」
【ムーン】 「じゃあ次は15の部屋に行こう」
【アンリ】 「扉は開いてないの?」
【GM】 「閉まってるね。鍵もかかってる」
【アンリ】 「侵入者は入らなかったのか」
【ムーン(ロード)】 「鍵開けよう。(コロコロ)19」
【GM】 「じゃあ開いた。ここも研究室で、研究してる人が3人いる」
【アンリ】 「げ」
【ムーン】 「生きてる?」
【GM】 「生きてる。つーか研究してるって言ったやん(笑)」
【ムーン】 「『…間違えました』」
【シュトルム】 「『トイレかと思ったのに(笑)』ガチャン。次行こ(笑)」
【アンリ】 「11の部屋の前の二人にはにっこり笑って通り過ぎよう」
【ヴェルナー】 「『お疲れさまー』」
【GM】 「はいはい。どんどん行ってな」
【シュトルム】 「名札って便利やな」
【アンリ】 「18の部屋、行きたい」
【GM】 「そこの部屋の前にも一人見張りがいるんだけど、ここも寝てるね」
【アンリ】 「また?」
【GM】 「で、扉には2番出口って書いてある。扉は開いてるよ」
【アンリ】 「侵入者、ここから入ってきたのかな」
【ムーン】 「きっとそうだ。じゃあどこにつながってるか見てみようか」
【シュトルム】 「気になるもんな。チェックしておこう」
【GM】 「じゃあこっちも10分くらい歩いたら市街中心部に出た」

【ムーン】 「へぇ。そんな所ともつなげてるのか」
【シュトルム】 「やっぱりあの二人だよ。だってアルタイルが市街中心部で見たって言ってたやん。あいつら、先にナヴィ倒してくれてへんかな(笑)」
【アンリ】 「じゃあ戻って、次は16の部屋」
【GM】 「鍵かかってるよ」
【ヴェルナー】 「さっきみたいに中に人がいるかも」
【アンリ】 「聞き耳。(コロコロ)17」
【GM】 「音はしないね」
【アンリ】 「入ってみよう。鍵は16ね」
【GM】 「中は研究室だね。誰もいないよ」
【シュトルム】 「何かいいものない?」
【アンリ】 「またみんなで探す? (コロコロ)13だよ」
【ヴェルナー】 「よし、僕も。10」
【シュトルム】 「うわー、低い。7!」
【ムーン(ロード)】 「14」
【GM】 「だったらロードはライトニングのスクロールを見つけた」
【ムーン】 「ロードやるなぁ。連れてきて良かった」
【アンリ】 「サウスより役に立つ(笑)」
【GM】 「ひでぇな(笑)。あと、璧にいつものメモみたいなやつも張ってある。リストみたいなあれね。それで前に見たのとかなり変わってるんよ」
【ヴェルナー】 「嘘?」
【ムーン】 「オレンジは? あいつ28番やったよね、確か」
【GM】 「じゃあ変更したところだけ言うぞ。11番の処理中→成功。17と26も成功。22の処理中→死亡。終わり」

壁に張られていたメモ
No 性別 結果 No 性別 結果
1 死亡 15 発狂
2 死亡 16 未処置
3 死亡 17 ◎成功
4 発狂 18 自我崩壊
5 死亡 19 死亡
6 死亡 20 処理中
7 精神異常 21 成功(欠陥有)
8 逃走→射殺 22 死亡
9 死亡 23 処理中
10 死亡 24 処理中
11 ◎成功 25 未処置
12 処理中 26 ◎成功
13 死亡 27 未処置
14 死亡 28 未処置

【ヴェルナー】 「オレンジはまだ無事か。良かった」
【シュトルム】 「でも3人も成功してるのか。嫌やな」
【アンリ】 「それでこの次どうする? 下に行くか11の部屋見に行くか」
【シュトルム】 「一応全部見ておこうか。オレンジとか見つかるかも知れないし」
【ヴェルナー】 「でも見張りいるよ」
【シュトルム】 「名札あるし普通に行けるやろ。適当に『やぁ』とか言って。扉、開く?」
【GM】 「うん。食堂だった」
【シュトルム】 「何か食べていこう(笑)」
【ムーン】 「どんなメニューがある?」
【GM】 「きっねうどんが4フィス」
【ムーン】 「高い(笑)」
【ヴェルナー】 「何か学食みたいやな(笑)」
【アンリ】 「つてことは12と13は食料庫と厨房ね」
【GM】 「そういうこと」
【ムーン】 「食堂って何人くらいいる?」
【GM】 「結構いるよ。10人以上」
【ムーン】 「じゃあロックしていこう」
【ヴェルナー】 「でも部屋の外に二人いるよ。ロックなんか使ったらバレるって」
【ムーン】 「でもここはその二人倒してでもやるべきだよ。だってナヴィと戦ってるときにここの全員に来られたら勝てないよ」
【シュトルム】 「倒さなくてもそいつらを中に連れ込めばいいんだろ?『おごってやるよ』って言ってさ」
【ムーン】 「それいいかも」
【シュトルム】 「食券買って渡してあげる」
【GM】 「『お、いいのか?』」
【シュトルム】 「うん。『今日はステーキだぞ』とか言ってちょっと出費する。…サウスが(爆笑)」
【ムーン】 「それで二人が中に入ったところでロックね。達成値は18」
【アンリ】 「さぁ、地下3階に降りよう」
【ヴェルナー】 「すごいなぁ。どんどん下がっていくぞ」
【アンリ】 「じゃあ最初の曲がり角を覗くね。20の部屋の前の二人っていかにも守ってますって感じ?」
【GM】 「うーん。って言うか見張ってるんだけど守ってるって感じじゃないね。…バッキンガム宮殿?(意味不明)」
【アンリ】 「は?」
【シュトルム】 「バッキンガム宮殿の衛兵って、頬つねっても動かないらしいぞ。こいつら、扉開けても動かない?(笑)」
【GM】 「さすがにそれはない(笑)」
【アンリ】 「じゃあ反対側から見ていこう」
【GM】 「そうしたら26の部屋の前が騒がしい。組織の人間が、ローブを着た奴をとがめてる。『お前誰だ?』とか言ってるのが聞こえるぞ。ちなみにここの扉は4番出口って書いてある」
【ムーン】 「ローブって何人?」
【GM】 「一人だけ。背は低そうだ」
【ムーン】 「ストロベリーか?」
【アンリ】 「近付いて声かけてみる?」
【シュトルム】 「難しいところやな。ここで俺らが彼女の仲間だとバレるとやりにくいし、かといって無視して殺されたらもっと可哀想だし」
【アンリ】 「とりあえず組織メンバーのフリしたままで、どうしたんだ、って聞いてみる?」
【シュトルム】 「適当にローブに呼びかけて、『どうしたんだ! お兄ちゃんの所に来たのか!』とか言ってみようか。そいつがじじいだったらピンチやな(笑)」
【ムーン】 「いいやん。やってみなよ」
【シュトルム】 「じゃあやった。振り向いた?」
【GM】 「うん。ストロベリーだよ」
【シュトルム】 「そうか。じゃあサウスが言おう。『お兄ちゃん、お前に会いたかったぞ!』(笑)」
【GM】 「『はぁ?』って感じだけど、彼女」
【シュトルム(サウス)】 「頼むから合わせてくれよ〜。『お兄ちゃんの顔、忘れちゃったのかい? 悲しいなぁ』」
【GM】 「まぁいいや。じゃあ一応合わせておくよ。でもここの人に『お前、部外者を中に入れるな!』って怒られるぞ」
【シュトルム(サウス)】 「『ごめーん。俺、シスコンなんで〜』(爆笑)」
【ムーン】 「またサウスが壊れてる(笑)」
【GM】 「いつもいつも好き放題やりやがって(笑)。『じゃあ今すぐ外に連れ出してこい』って言われるよ」
【シュトルム(サウス)】 「『え〜、やだやだ〜』」
【ムーン】 「いいから行くよ。とりあえず影になってるところまで言ってストロベリーに聞いてみる。『グレープは?』」
【GM】 「『インビジビリティを使って先に行ってもらったの。私、隠れられないから…』」
【シュトルム】 「そういうことね。ところで彼女、何レベル?」
【GM】 「5」
【シュトルム】 「強い! 予想以上の成長やな」
【ムーン】 「5だとアンディーと同じか」
【ヴェルナー】 「何かますますアンディーがヘボくなるな(笑)」
【アンリ】 「じゃあさっきみたいに一つずつ調べながら行く? 19の部屋から」
【GM】 「鍵、かかってないよ」
【アンリ】 「がちゃ」
【GM】 「何か変な魔法陣が書いてあって血しぶきが飛び散ってるけど」
【シュトルム】 「やば!」
【ムーン】 「この部屋もロックしなくちゃ。悪魔出てくるかも」
【シュトルム】 「そんなことしなくても魔法陣消しちゃおうぜ」
【ムーン】 「消えるの? 何で書いてあるの?」
【GM】 「…チョーク?(他に思いつかなかった)」
【ムーン】 「何か一気にヘボそうな予感(笑)」
【ヴェルナー】 「他に書くものなかったのかな」
【シュトルム】 「チョークなら消せるな」
【アンリ】 「床に直接彫ってあったら無理だったけど」
【GM】 「(その手があったか!)」
【シュトルム】 「俺、持ち物欄に壺って書いてあるんだけど、それ置いておいたらあかん? 出て来たときに頭ぶつけて『あいたっ』って(爆笑)」
【アンリ】 「そんな悪魔いや(笑)。あたし、水袋の水でチョーク洗い流すね。ごしごし〜♪」
【GM】 「じゃあ消えたよ」
【ヴェルナー】 「ついでに血しぶきも洗っておこう(笑)」
【アンリ】 「それでグレープは先に行ってるんだよね。どうする? 急ぐ?」
【シュトルム】 「急がなくてもいいんじゃないか?(←何で?)」
【ムーン】 「20の部屋、何だろう。ちょっと気になる」
【GM】 「部屋の前まで行ったら、扉に1番出口って書いてあるよ」
【ムーン】 「じゃあいいや」
【アンリ】 「21は?」
【GM】 「鍵かかってるよ」
【アンリ】 「開ける。(コロコロ)16」
【GM】 「開いた…ら17人いますぞ」
【シュトルム】 「え?」
【GM】 「広い研究室になってて、そのうち5人が椅子に座って偉そうに監視してる。それで残りの…何人?」
【シュトルム】 「(冷たく)12人」
【アンリ】 「引き算やん」
【シュトルム】 「小学生以下」
【GM】 「あっはっは、黙れ。で、12人は研究してる」
【シュトルム】 「何で5人偉そうなんだろ。『何かのテストですか?』って聞いてみる。審査員みたいだから(笑)」

÷÷ つづく ÷÷
©2004 Jun Hayashida
Illustration ©2004 Sasamoto
Map ©2004 Moyo
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