≪REV / EXIT / FWD≫

§Aphelion〜深遠の使者〜§

クライマックス

著:真柴悠

−信念を賭して−

【GM】 では、クライマックスになります。
【チャンドラ】 おっ。
【GM】 全員登場ですか?
【ティガー】 そら、クライマックスだけおらへんかったらビックリやで(笑)
【ティアナ】 まだ、最大公約数についてモメとるんや。
【GM】 広い部屋ですね。機械類の並ぶ制御室です。若い男女がお出迎え。
【チャンドラ】 見た事ある?
【GM】 男の方はね。女が前に進み出る。「初めまして、クエスターの皆さん」
【ティアナ】 「どなたですか?」
【GM】 「私はステラと申します」
【ティアナ】 「この方がステラさんらしいですよ」
【チャンドラ】 おっ。
【ティガー】 探し求めていた奴が現れたで。
【チャンドラ】 男の方はカーバッシュ?
【GM】 うん。
【レイク】 名乗らせてもらっていいんやろか?
【ティアナ】 好きにしたらええんちゃう?(笑)
【レイク】 カッコよく、どう名乗ろう。
【GM】 「何しに来たんですか?」(笑)
【ティガー】 「村を襲った化け物を操ったお前を倒すのと、そっちの男に用事がある!」
【レイク】 「ナギ陛下の命により誅殺す!」
【GM】 「私は、この世界に奈落を呼び込むための媒体に過ぎません。私を殺して満足していただけるのでしたら、どうぞ」
【ティガー】 ヴァルキリーに、「奈落ってなに?」って小声で聞く。
【ティアナ】 説明した。
【GM】 「このニザフィヨルは、マナを食らい、奈落を増大させます。既に壊れかけたこの世界など、あっという間に奈落に覆い尽くされてしまうでしょう」
【ティガー】 じゃあ、よそ者やけど、何でか知らんけど、「それは許さん!!」
【GM】 脊髄反射やな(笑)
【ティアナ】 「それは困ります」
【GM】 「あなたがたに恨みはないのです。ただ、この世界がある限り、私の復讐は為し遂げられません」
【ティガー】 ん〜?
【ティアナ】 何されたん?
【ティガー】 切々と語ってみ。
【GM】 「今は、語ることなどありません」
 剣を持った男が、前に出てくる。「やはり、お前たちか。縁というのは不思議なものだ」
【チャンドラ】 「兵を退かれたんじゃなかったんですか?」
【GM】 「一人残らず前線基地まで撤退させた。兵士の姿は見なかった筈だ」
【チャンドラ】 「貴方は残ってなにをされるんですか?」
【GM】 「世界の行く末になど興味はないが……ここへ来た以上、相手をしてもらう。俺が死ぬか、世界が滅ぶか……面白い選択肢じゃないか!」
【チャンドラ】 キレてる(笑)
【GM】 いや、これが素です(笑)
【チャンドラ】 信じていたかったのに。
【GM】 「これが、俺の選んだ道だ」
【ティガー】 俺も前に出るで。「さっきの決着をつけようじゃないか」
【GM】 数日前な(笑) 「望むところだ。再びまみえるとは、願ってもない事」
【ティガー】 行動していいんなら、行ってしまうで。
【GM】 イニシアチブはカーバッシュから。ティガーに行くやろ。
【ティガー】 そらそうやろな。
【GM】 回避してください。
【ティガー】 (ころっ)やべ! 14と言って回避。
【GM】 余裕で当たる。
【ティガー】 薄いぞ、ティガーは。
【GM】 ステラが《トール》を使う。
【ティガー】 それは、何も出来へんのやな〜。いきなりブレイクするのも面白くない。
【チャンドラ】 大丈夫。死んだら4回復活できる。
【GM】 そういう消極的な計算してると死線を彷徨うで。……激しく期待値以下や。
〈斬〉35。
【ティガー】 ぴったり0になった。ブレイクするで。
【レイク】 ひぃー!
【GM】 体が虹色に光る。
【ティガー】 「俺、ヒデヨシになった!」って思っとく。思うだけな。口に出して言うたら、また“変なオッサン”言われるから。目つき悪くなっとく。
【GM】 次はティガー。「コケーッ!」言いながら。
【ティガー】 ブレイクティガーやから、MP使い放題やでー。ガンガン行くぜ。
【GM】 「来い!」
【ティガー】 まず〔集中〕。とうっ(ころころ)……出目が悪かったので〔切り返し〕を使いたい。
【GM】 どうぞ。
【ティガー】 (ころころ)おっ、6ゾロ! クリティカルした。〔猛攻〕を使うぜ。
《トール》も乗せる。
【GM】 全部で14D。
【レイク】 おおっ。
【ティガー】 もう一つ欲しいな。誰か《トール》使ってくれ。
【ティアナ】 じゃあ、そこに《トール》使うで。
【GM】 これで24D。
【ティガー】 (じゃらじゃらじゃら)〈斬〉87発。
【GM】 ……《ネルガル》で、それをクエスター全員に。
【チャンドラ】 おお。
【レイク】 マジ!?
【ティアナ】 何もない。
【チャンドラ】 ブレイクするで。
【GM】 はっはっは。「さすがだな。当たっていれば痛かった」
【レイク】 身をもって知りました(笑)
【ティガー】 めっちゃ綺麗になってるで、この空間が。俺もダメージ来んねんな?
【GM】 うん。
【ティガー】 死んだで。
【チャンドラ】 《イドゥン》。
【ティアナ】 〔バトルシップモード〕が使えるようになった。
【GM】 次はチャンドラです。
【チャンドラ】 ちょっと喋る。
【GM】 どうぞ。
【チャンドラ】 「村を襲ったのは、ステラの手引きなんですか?」
【GM】 「襲撃は、上からの命令だ。領土拡大が我々の仕事だからな」
【チャンドラ】 「奈落の魔物をけしかけたのは?」
【GM】 「ステラだ」
【チャンドラ】 それに手を貸したのは、カーバッシュ?
【GM】 「知り合ったのは偶然だ。こいつは俺に従うと言ってきたがな、奈落の者など御せるとは思っておらん。目的は違えど、利害が一致したということだ」
【チャンドラ】 なるほど。カーバッシュに直接の恨みはないけど、ステラにはあるな。幼馴染みを殺された……ことにした(笑)
【GM】 ステラは、帝国領にほど近いこの遺跡が発見されるのを防ぐために、近々進攻にやって来る部隊の指揮官であり、とにかく相手に飢えているカーバッシュに「自分と一緒にいれば強い相手がやって来る」と交渉を持ちかけました。
 カーバッシュが前線基地から一直線の地域なのにわざわざ迂回してきたのは、遺跡に兵士を近付けさせない為で、一応は任務を遂行するつもりでしたが、しょうもない村を蹂躙するよりも面白い出来事に遭遇してしまった訳です。
【ティガー】 なるほど。
【チャンドラ】 「そいつと手を組んだ貴方も同罪だ」ってことで。
【GM】 んー?(笑)
【チャンドラ】 えーっと(笑) カーバッシュに攻撃する。マイナーアクションで〔パワーエンハンスド〕を使って、21。
【GM】 すごいな。当たる。
【チャンドラ】 〔吸血鬼の抱擁〕を。18の〈闇〉ダメージ。
【GM】 ちくちく。カーバッシュは〔チャンドラの抱擁〕希望(笑)
【チャンドラ】 そういうキャラじゃない(笑)
【GM】 次はステラの攻撃です。対象はティアナ。マイナーアクションで〔デストロイコード〕使用。
【ティアナ】 当たった。
【GM】 サーチライトのような光が天から降りてきて、ティアナを灼く。
【チャンドラ】 宇宙人や(笑)
【GM】 羨ましいやろ。〔ピンポイントレーザー〕で〈光〉39。

 ステラは奈落化したアルフ、フォモールである。アルフの特技を駆使するも、アルフのPCは誰もやった事がなく、アルフの特技であることを意図して発言しなかった為、疑問の声は上がらなかった。

【ティアナ】 死ぬ。
【チャンドラ】 《ブラギ》使って《イドゥン》。
【レイク】 あ、しまった! 完全回復薬持ってた!
【GM】 ブレイクしてると回復できませんのう。というか、ソレは戦闘中には使えぬ。
【レイク】 ガーン。
【チャンドラ】 もう使うとこないな。
【レイク】 カーバッシュに、カイザー構えて行きます。16。
【GM】 回避した。次はティアナです。
【ティアナ】 〔ハードワイヤード〕使う。
【GM】 はい。では、セットアッププロセスに移ります。
【ティアナ】 《フレイヤ》使う。
【GM】 今頃かね(笑)
【ティアナ】 対象はステラな。〔猛攻〕使って、トリプルガトリングで。
【GM】 ティアナが、えらいことになってるで。
【ティアナ】 〈殴〉の35。

 どうも、諸氏には加護を出し惜しむ癖があるようです。毎回死闘になるのは、GMのせいじゃない……はず(笑)

【GM】 《タケミカヅチ》。
【チャンドラ】 実ダメージ35?
【ティアナ】 どのみち死ぬ。バラバラになるで。
【チャンドラ】 じゃあ、蘇生の呪符を使う。
【GM】 呪符はメジャーアクション使用です。自分の行動の時に使ってください。
【チャンドラ】 それまで生きてたらね(笑)
【GM】 通常攻撃になります。行動値の上がったティアナは死亡中なので、カーバッシュはティガーを攻撃します。
【ティガー】 17と言って回避を試みるねぇ。
【GM】 当たったねぇ。《ニョルド》。
【ティガー】 それを言われた時点で死んでると思うで。
【GM】 じゃあ死んだ。
【チャンドラ】 最後の《イドゥン》いっとく。もうないで。
【ティガー】 〔集中〕使って攻撃するで。
【GM】 クリティカルで回避した。〈カウンターアタック〉が発生します。
【ティガー】 (ころころ)14じゃ無理やな(笑)
【GM】 当たる。〈斬〉12。
【ティガー】 微妙に生き残っとる。
【チャンドラ】 蘇生の呪符をティアナに。
【ティアナ】 生き返った。
【GM】 次はステラやね。対象はレイク。
【レイク】 はあっ!
【GM】 抗魔値で振りたまえ。
【レイク】 低いー! 15。
【GM】 当たる。
【レイク】 あかん、ヘタしたら死ぬ。
【ティガー】 ヘタせんでも死ぬで(笑)
【GM】 〔ピンポイントレーザー〕で攻撃。〈光〉34。
【チャンドラ】 それは防げない。無理。
【レイク】 死亡しました。
【ティガー】 あーあ。
【ティアナ】 蘇生の呪符持っとるで。自分の行動がきたら使える。
【GM】 では、セットアッププロセスになります。なにも宣言がなければティアナからですが。
【ティアナ】 《フレイヤ》使いたい。
【GM】 どぞ。
【ティアナ】 ステラ狙うわ。
【GM】 あのさぁ、《トール》まだ2個しか使ってないで、キミら。死にに来ただけ?
【チャンドラ】 《トール》使っちゃえ。
【ティアナ】 ステラに攻撃します。〔猛攻〕使う。誰か《トール》出して。
【ティガー】 じゃあ《トール》。
【ティアナ】 〈殴〉の74。
【GM】 ステラは倒れた。
【チャンドラ】 やった! 一人倒れた。
【GM】 ティアナの攻撃やね。ここでダメージ与えとかんと、カーバッシュが怖いで。
【ティアナ】 〔集中〕使って、《トール》ないん?
【レイク】 僕が持ってますけど。
【ティアナ】 持ちっぱなしか!
【GM】 どうやって勝つ気やねん。
【ティアナ】 まあ、当たってからや。クリティカルでもせん限りは、当たらなさそうや。
【GM】 クリティカル値、8やろ? なんで今までクリティカルしてないねん(笑)
【ティアナ】 (ころころ)何じゃこりゃ! 16しかない。
【ティガー】 全然あかんやん!
【GM】 それは回避やで。攻撃しますよ。対象はティアナ。
【ティアナ】 最悪や。
【GM】 回避してみろ。
【ティアナ】 17。
【GM】 あ、回避した。
【レイク】 おお。
【ティガー】 今回は当てなあかんで。まず〔集中〕で。(ころころ)うーんと、〔切り返し〕しとくわ。(ころころ)これで当たらんかったら、しゃあない。23。
【GM】 それは当たる。
【レイク】 《トール》乗せましょか?
【ティガー】 もちろん。〔猛攻〕も使う。それで自分の《トール》も使うから、2つ乗せるって事やね。
【GM】 え?
【ティガー】 《ガイア・ユピノス》を《トール》に変更する。
【GM】 『へっ、しゃあねえな〜』
【ティガー】 今のは、うちの創造神かね? そんなキャラやったんや(笑)
【GM】 出てくることないから、言うたもん勝ちやし(笑) これで負けたら、何言われるか分からんで。
【チャンドラ】 決めてくれ!
【ティガー】 (じゃらじゃらじゃら)……〈斬〉の95発。
【GM】 一閃を受けたカーバッシュが、大量の血をまきながら倒れる。「俺は……負けたのか。それもいい」
【ティガー】 死ぬ前に一言。「お前の名を聞かせていただこう」
【GM】 じゃあ、チャンドラの方を見て、笑顔を作ろうとするんやけど……
【ティアナ】 その前に逝ってまうんや。
【チャンドラ】 カーバッシュに駆け寄る。
【GM】 彼は生身の人間なので、死体はそのままです。
【チャンドラ】 駆け寄って、泣いてる。
【ティガー】 結局、名前聞けんかったんか。
【GM】 お互いに名前を知らないままや。
【レイク】 すんません、どなたか僕を生き返らせてください。
【チャンドラ】 それはティアナさんにしか出来ません(笑)
【レイク】 生き返らせてぇ〜!!
【ティアナ】 蘇生の呪符使った。
【レイク】 はぁ、よかった。
【GM】 では、そこでシーンを切ります。ブレイクは解消して、HPはそのままです。
【チャンドラ】 なんとか生き残った。
【GM】 ドキドキした。「クエスター死ぬ死ぬ、やばい」
【ティガー】 今回は死ぬと思ったでぇ〜。もう《ガイア・ユピノス》で「逃げる」って言おうと思ってたで。

−封じられし刻の音−

【GM】 次のシーンプレイヤーはティアナで、他の人は登場不可です。
【ティアナ】 はーい。
【GM】 あなたのメモリーに、突然記憶がひらめきます。
【ティアナ】 おっ。何か思い出したんや。
【GM】 「ラーズグリーズ、……いや、ティアナ」その始まりは、いつか見た夢と同じ。しかし、それは明確な記憶であり、過去だった。
 横たわるあなたの隣に立ち、制御盤を操作するのはアルフの女性。あなたの創造主、名前はアストラ。
【ティアナ】 ほうほう。アストラね。
【GM】 ミドルフェイズでいろいろ調べてたら、もっと早く分かってたのに(笑)
【ティアナ】 そうなん?(笑)
【GM】 「私に何かあったら、おまえは目覚めるようになっている」
【ティアナ】 ふむ。
【GM】 「次に目覚めた時は、私を探すのだ」
思い出すのは、創造主の寂しげな笑顔。それは、先程技を交えたばかりの黒衣の女と同じ顔だった。
【ティアナ】 なにぃ(笑)
【ティガー】 何があったんや。奈落を広める前から、キミが目覚めるのを待ってたんか?
【GM】 では、そこでシーンを替えます。

−定められた破壊−

【GM】 次のシーンですね。全員登場です。
 倒れていたステラが、ゆっくりと立ち上がる。
「思い出したか、ラーズグリーズ。……いや、ティアナ」
【ティアナ】 「思い出しました」
【GM】 ステラは額飾りに手をかけ、それを剥がして無造作に投げ捨てる。彼女の額には、真っ黒なレセプターが禍々しく輝いています。
【ティアナ】 奈落のアルフや。
【GM】 フォモールと呼ばれています。
「私は、ミッドガルドを愛していた。だが、我が同胞は、自分達が奈落から逃れる為に、この世界を見捨てたのだ。ゆえに私は奈落の一部となり、奴らを追うことを決めた。……だが、私の体はこの地に縛られていたようだ」
【ティアナ】 「どうすれば、あなたを助けることが出来ますか?」
【GM】 「私を倒せ。これしきの試練を越えられぬようでは、この世界は救えん」
【ティアナ】 「イエス、マスター――」

 既にヘロヘロのクエスターたちに、再びステラが襲いかかる。
 ステラはHPの少ないクエスターたちを確実にブレイクに追い込んでいったが、最後まで加護を握っていたレイクの《フォルセティ》の力を得た4人に袋叩きにされて、あっという間にHPを削られてしまった。

【ティアナ】 〈神〉43。
【GM】 「……よくやった。おまえの主砲で、ニザフィヨルを破壊するのだ。おまえは、このレリクスを破壊できる唯一の力を持っている」笑みを浮かべて息絶える。
【ティアナ】 ほう。
【GM】 ニザフィヨルが、鳴動を始めます。ほとんどの計器に明かりが灯り、メインパネルには演算らしき数値が流れていきます。
【ティアナ】 「皆さん、脱出してください」
【チャンドラ】 じゃあ、カーバッシュだけ持って行く。
【GM】 持って行かれるぅ。
【ティアナ】 ここに、このまま埋葬したらええやん。
【チャンドラ】 いや、連れて行く(笑)
【ティガー】 連れて行くんかいな。
【GM】 〔バトルシップモード〕になってるから、演出だけでいいや。
【ティアナ】 脱出した後に、本艦を呼び出して、主砲で遺跡を狙う。
【GM】 ティアナの呼びかけに応じ、宇宙空間を漂っていたティアナの本体――巨大戦艦“ラーズグリーズ”の主砲が、稼動を始める。
【ティアナ】 「――主砲、発射」
【GM】 迷いなく放たれた一条の閃光が闇を切り裂き、大気を震わせた。
【チャンドラ】 おお。
【GM】 どこからともなく飛んできた、ものすごい威力のレーザー砲によって、ニザフィヨルは一瞬にして光の渦に叩き込まれてしまいます。
【チャンドラ】 「何したん?」(笑)
【ティアナ】 「主の命令に従っただけです」

−因果の欠片−

【GM】 シーンプレイヤーはティガー。他の人は登場不可です。
【ティガー】 ほう。
【GM】 ティアナの主砲の威力と、ニザフィヨルが破壊された衝撃は、予想を上回る威力でキミたちを巻き込んだ。
【ティガー】 えらいこっちゃ(笑)
【GM】 他の3人は、なんとか爆煙から逃れたようだが、自分は間に合わないだろうと分かった。
【ティガー】 「いい人生だった」って笑っとこ。
【GM】 あなたの過去が走馬灯のように脳裏を駆け巡っていく。
【ティガー】 思い出しとるでぇ〜。
【GM】 オムレツ履歴とか、オムレツ履歴とか、オムレツ履歴とか。
【チャンドラ】 それだけなんや(笑)
【ティガー】 そこにしか知力使ってへんからな。
【GM】 熱波で皮膚は蒸発し、衝撃で四肢はバラバラになるだろう。だが、それも一瞬のこと――。
【チャンドラ】 うわぁ(笑)
【GM】 場面が変わり、あなたはどこかを漂っている。魂だけかもしれないし、夢の出来事なのかもしれない。
【ティガー】 周りを見てみる。
【GM】 一面、白い空間やね。意識に直接響くような声が聞こえます。
『汝、この世界のものにあらず。帰還せよ、あるべき場所へ。お前の命は……お前の世界の生命は、全て我が父のもの――』
 袖の下に入れてた石が出てきて、バシッと砕け散る。その破片が真っ黒な霧となって、あなたの身体を包み込んだ。
【ティガー】 帰れるんや。ちょっと寂しいな、思いながら。
【GM】 何か言い残すことがあれば(笑)
【ティガー】 「また来るからなぁー!」(笑)

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©2005 Haruka Mashiba
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