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§終わらない歌を君に§

ミドルフェイズ01

著:笹本ユーリ

シーン 01 刀@戦場の風___大和

【GM】 では大和が輸送機地に着いた所から始めます。
【大和】 「俺も基地に入っていいのかよ?」
【GM】 「ああ、もうキミは軍人だから、何の問題もない」
【大和】 そうなんや。「就職決まっちゃった」(笑)
【六】 就職?!(笑)
【GM】 気楽やな。
【大和】 すぐクビになっちゃうかも知れない?
【GM】 いや、すぐ死んじゃうかも知れない(笑)。
【大和】 「何かとんでもない事になっちゃった気がしてきたよ」
【六】 そう言うなよ、レオナが待ってるねんで?(笑)
【大和】 じゃあ、レオナのことを思い出して「やっぱりがんばろう」って思う。
【GM】 と、そこに一機の輸送機が降りてきます。滑走路に止まった機体から、二人の人間が大和の方にやって来る。六さん、登場してください。
【大和】 おっさんが降りてきた。
【GM】 もう一人は大和と同い年くらいの少女やね。

 ちなみに大和は初期ダーザインで「ナビゲーターからの崇拝」を持っています。

【GM】 吹雪は大和を見た瞬間にピキーンって来たらしくて、駆け寄っていく。
【六】 崇拝モード?! 「ああっ、吹雪ちゃん、お待ちよ!」(爆笑)
【GM】 スイッチ入っちゃったから振り向かない(笑)。
【六】 必死で追いかけていくから(笑)。「吹雪ちゃーん」
【GM】 吹雪は大和の前で立ち止まる。「大和さんですか?」キラキラ。
【大和】 「そうだけど、何だよ?」
【GM】 「あたし、ナビゲーターとして大和さんと組む事になりました! 神風吹雪って言います!」
【大和】 「変な名前だな」
【GM】 お前が言うな!!(爆笑)
「今度から一緒に戦うんです! よろしくお願いします!!」
【大和】 「こんな女の子が戦うのかよ。…でも、レオナも戦うんだから、それくらい当たり前か」
ところでギアには吹雪と乗るの?
【GM】 うん。二人乗り。
【大和】 「(ボソッと)レオナと乗りたかったな」
【GM】 「あ…あたしじゃ駄目なんですか?!」
【六】 吹雪ちゃん可愛そうや〜(笑)。じゃあ、そんな二人を少し離れてすごい暗い瞳で見ている渋い俺(笑)。
【大和】 「何だあれ? 何か友達になってあげないとかわいそうな気がする」(一同爆笑)
【六】 ちょっと待て!! 『友情』ってそういうことですか?!(爆笑)
【GM】 限りなく哀れみに近い気がするけどな(笑)。
【大和】 友達いないところがちょっとレオナと似てるかも。
【六】 がーん!(笑)
【GM】 つーか、友達おらんのか、六さんは(笑)。
【六】 一見しただけで大和に人生のすべてを否定された気がした(笑)。
【大和】 だって暗い瞳って言うからさ。
【六】 じゃあゆっくり近付いて行って、すごく不機嫌な声で「てめえか?」って言う。
「てめぇが例のドライバーかよ。まだガキじゃねぇか」
【大和】 「何だこいつ?」って顔して見上げてる。
「ギアドライバーはたいてい子供なんだろ?」
【六】 「子供は子供でも、向いてる奴とそうでない奴がいるんだよ」
【GM】 「でも、大和さんは素質があるから選ばれたんです!」って吹雪。
【六】 「ふん、どうだかな」って言ってそっぽを向く。
あ、でも自己紹介しないといけないんやな。喧嘩腰で忘れてた(笑)。
「俺の事は六軍曹と呼べ」
【大和】 「俺は大和靖国だよ。キミは友達いなさそうだから、特別にやまちゃんと呼ばせてやるよ」(一同爆笑)
【六】 むっかつく――――!!!(大爆笑)
【GM】 じゃあ、大和を連れてきたスーツの男が、「まぁ軍曹、こらえてください」(笑)
【六】 俺、今ものすごい血管浮き出してるから。こいつ大ッ嫌いや(笑)。
【GM】 さすがに吹雪も焦ったのか、「そろそろ瑞穂基地に向かいましょう」って言うけど。 
【六】 そうだな。輸送機に向かう。「吹雪ちゃーん、おいでー」
【GM】 「あ、はい」
【六】 「よし、行くぞ」
【GM】 もう一人忘れてるぞ(笑)。
【六】 スーツの男か?(笑)
【大和】 ……(恨めしそうな目)。
【六】 仕方ないなぁ。ところで輸送機って何人乗り?
【GM】 かなり乗れるんじゃないか?
【六】 でもいい席に乗せるのは嫌だな。荷物入れるところを開けて、「さあ来い、大和。ここがお前の席だ」(笑)
【大和】 輸送機なんか乗るの初めてだから何も疑問に思わずに体育座りしてる(笑)。
【六】 荷物室のドア閉める。がちゃん。
【大和】 「これが輸送機かぁ。真っ暗だよ」(笑)
吹雪は何も言わないの?
【GM】 吹雪はなぁ…。言いたいけど、六のほうが階級上やから文句は言わない。一応軍人やから、上官には従うみたいよ。
【六】 偉いな(笑)。
【GM】 では、そんな感じで瑞穂基地に着いたところでシーン切ります。
【大和】 何事もなく?
【GM】 あってほしい? 荷物室の底が抜けるとか(笑)。
【六】 いいなぁ、それ。
【大和】 よくないー!!

シーン 02 刀@新たな日々___六

【GM】 じゃあ、瑞穂基地に着いた所から。基地に着いたちょうどその頃、六の無線機に通信が入る。
【六】 「はぁい、もしもしー?」
【GM】 相手のコールナンバーはヴィヴリオ専用の番号ですが(笑)。
【六】 ぎゃー?!(笑)
【GM】 「何だって? ずいぶん軽いじゃないか?」
【六】 「すいません、大佐! それより今夜、空きました?」
【GM】 空くか!!(笑)
【六】 その連絡かと思ったのに(笑)。
【大和】 ウザイと思われるぞ、そのうち。
【六】 もう思われてるよ、きっと(笑)。
【GM】 「後でギアドライバーを連れて私の部屋まで来てくれ」
【六】 「え? こんな奴に会うんスか?」
【GM】 「一応な。配属された奴の顔も知らないのでは問題があるだろう?」
【六】 「なるほど。分かりました。……じゃあ…」
【GM】 「何だ? 夜は空いてないぞ」ぶちっ。通信切れました。
【六】 これは…押せば行けるんじゃないか? と、間違った考え抱いておく(笑)。
【GM】 抱くな!
【六】 じゃあ、基地に着いたら荷物室開けます。「おい、生きてるか? あ、死んでる?」がちゃ(閉めた)。
【大和】 おいっ!(爆笑)
【六】 仕方ないから開ける。「着いたぜ」
【大和】 「やっと着いたんだ。レオナは?」
【六】 「は?」
【GM】 六さんはもちろんレオナのことなんか知らないからな。
【大和】 「何だよ。知らないのかよ」
【六】 「誰だよそれは。アニメの登場人物か?」(笑)
【大和】 「違うよ。レオナがいるって言うから着いて来たのに」
【GM】 吹雪が「お友達ですか?」って顔してる。
【六】 「とにかく、今から貴様に大佐がお会いになりたいそうだ」
【大和】 「大佐って誰?」
【六】 「……へへっ」
【GM&大和】 へへっ、じゃねぇよ!!(爆笑)
【大和】 でも、知らないから「おっさんの彼女?」って聞いてみる(笑)。
【六】 「まぁ、そんな所かな?」
【GM】 「いえ、断じてそんな事はありません。軍曹の勝手な妄想です」と、吹雪。
【六】 もう、吹雪ちゃんったら(笑)。「ヤキモチはいけないよ?」
【GM】 だれが嫉妬じゃ!!(笑)
【六】 (聞いてない)ここぞとばかりに吹雪を触りまくる(爆笑)。
【大和】 あんた、ただの変態やんか!!!(笑) 吹雪からの憎悪とかいうダーザイン取れよ(笑)。
【六】 もらっても反論できないな(笑)。
「とにかく、ヴィヴリオ大佐はすばらしいお方だ」
【大和】 「ヴィヴリオ?」
【六】 「呼び捨てにするな!」蹴る。 「とにかく着いて来い」って引っ張って行く。
「いいか? 大佐の事を呼び捨てになんかするなよ。ヴィヴリオ様とか、女王様、ならオッケー」(一同爆笑)
【大和】 あんたもたいがい無礼者やな(笑)。
【六】 じゃあ、連れて行って大佐の部屋の扉をノックします。「六です」
【GM】 「入れ」
【六】 「失礼します! 連れて来ました! 本当にこのガキでいいんですか?」
【GM】 「ああ、間違いは無いはずだ。だが、何故蹴られた跡があるんだ?」(笑)
【大和】 「この人に蹴られました。何か分かんないけど、この人かわいそうな人なんですよ」
【六】 「ぐはっ。貴様、大佐の前で…!!!」(笑)
【大和】 「分かるでしょ? あなたも」
【GM】 「いや、私は貴様の言う言葉の意味が分からん」
【大和】 「だからやさしくしてあげて下さい」(一同爆笑)
【六】 それは同意。ちょっと頷いてる(笑)。優しくして欲しいな☆
【GM】 ……(思考がどっか飛んで行った)。
【大和】 で、大佐は何の用事なの?
【GM】 お前のせいで台詞忘れたわ!(笑) まぁ、言いたい事は、「大和は今日からこの基地所属の軍人になって、基地内にある瑞穂中学校に通う事になる」ってことやってんけどな。
【大和】 「レオナはそこにいるんですか?」
【GM】 「それは大塚レオナの事か?」
【大和】 「そう」
【GM】 「ちなみに上官には敬語を使うように」
【六】 ほんまや! 「後で殴っておきます!」(笑)
【大和】 「待てよ、まだ俺の階級わかんないんだから、あんたが上官かどうか分かんないだろ?」(一同爆笑)
【GM】 分かるわ! いきなり大佐以上ってどんなんやねん(爆笑)。
「言いたい事が済んだらとっとと出てけ!」(笑)
【大和】 「では失礼します、大佐」
【六】 心臓に悪いわ、大和。
【GM】 大和が出たあと、「六。お前は残れ」
【六】 怒られるー!!!(笑)
【GM】 「まぁ、その、あれだ。大変だとは思うが、常識くらいは教えておいたほうがいいと思うぞ?」
【六】 「すいません」
【GM】 「あと、あいつが言っていた大塚レオナの事なんだが。瑞穂中学に転入した事は確かなのだが、それが最近姿を消したという報告が入っている」
【六】 なに?! 「そうなんですか?」
【GM】 「理由は部下が調査中だが、一応心にはとどめておいてくれ」
【六】 「わかりました」
【GM】 「頼んだぞ。それから、あいつ(大和)の教育も頼んだぞ」
【六】 「それは……まぁ」(笑)
【大和】 というか、大佐こそ六の教育を何とかしろよ(笑)。
【六】 「まぁ、何とかしますんで任せてください。それでは失礼します」って言って、出て行く瞬間に投げキッスをする(一同爆笑)。
【GM】 アホか――――ッ!!!!(爆笑)

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©2006 Yu-ri Sasamoto
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