▽ 1 | ▽ 2 | ▽ 3 |
【シュトルム】 「じゃあそこの偉そうな5人に『何かのテストですか?』って聞いてみる」
【GM】 「『監視してるだけだ』」
【ムーン】 「その12人ってどんなかんじ?」
【GM】 「見てわかる範囲では、そいつらには名札がない」
【ムーン】 「あ、わかった。入社試験だ」
【GM】 「(違う!)」
【ヴェルナー】 「名札が無いってことはここの人間じゃないってこと?」
【ムーン】 「そいつら、嫌そうな顔してない?」
【GM】 「してるかも」
【ヴェルナー】 「無理矢理やらされてるんだ」
【シュトルム】 「なら5人殺しておくか? そうすれば12人味方に付けられるよ。すごいな、19人パーティーになる(笑)」
【アンリ】 「戦うの?」
【シュトルム】 「5人って強そう?」
【GM】 「君らよりは弱そう」
【ムーン】 「でも5人もいるし無理に戦うこともないと思うよ。扉に何か罠でもしかけておこうよ」
【アンリ】 「だったらロードのやってもらおう。6レベルだし。難易度6までの罠が仕掛けられる。どんなのにする?」
【シュトルム】 「黒板消しが落ちてくる(笑)」
【GM】 「バナナの皮が置いてある(笑)」
【アンリ】 「6レベルのバナナ?」
【GM】 「よく滑るねん」
【ムーン(ロード)】 「針が飛び出してくるやつにしておくよ。達成値は16。あと、一応ムーンがロックかけておく。そっちの達成値は17」
【アンリ】 「それでストロベリーどうしよう? 名札ないから呼び止められちゃうよ」
【ムーン】 「26の部屋の前の奴やっつければいいんちゃうの?」
【アンリ】 「長引くとこっちが不利だよ」
【シュトルム】 「1ラウンドで片付ける! …つーかこの作戦、アンリにかかってるから(笑)」
【アンリ】 「そんなこと言うしー。プレッシャー」
【GM】 「ああ、こっちの敏捷は二人とも21な」
【ムーン】 「ずるいー」
【GM】 「ずるくねぇよ!」
結局、二人が息を引き取るまで1ラウンドしかかかりませんでした。でも、死ぬ前に助けを呼ばれちゃったんですが。
【アンリ】 「どうする? 駆けつけてくるよ、きっと」
【シュトルム】 「何もなかったって言えばいい」
【ヴェルナー】 「でも死体はどうするの?」
【アンリ】 「部屋の中に放り込んでおく」
【GM】 「で、助けを呼ぶ声を聞いた人たちがやってくるけど」
【アンリ】 「『何かね、ここの二人がお腹痛くなってトイレに行きたくて、助けてーって叫んだみたい。あたしたち来たからもういいよ』」←どんな言い訳だよ。
【GM】 「『そうか、わかった』」←説得されてんなよ、お前も。
【アンリ】 「じゃあその人たちが帰ったら次の部屋に行こう。27は?」
【GM】 「何もない部屋」
【アンリ】 「24は?」
【GM】 「開けたらまた扉があってそっちは鍵がかかってる」
【アンリ】 「(コロコロ)14」
【GM】 「おっけー。中には人が二人いるんだけど何か訳の分からないことをわめいている。首からはナンバー4と15のナンバープレートがぶら下がってるね」
【ムーン】 「失敗した奴らか」
【アンリ】 「じゃあ出て、次は23の部屋。鍵開けは13」
【GM】 「それじゃ無理だ」
【ムーン(ロード)】 「ロード連れてきて良かった。17」
【シュトルム】 「鍵開けのアイテム(笑)」
【GM】 「開いたよ。ここには魔術師っぽいのが3人いる。監禁されてる感じやね」
【ムーン】 「まじめ?」
【GM】 「はい?」
【ムーン】 「間違えた。まとも?(笑)」
【GM】 「狂ってるようには見えないね」
【シュトルム】 「『どうしたんだ?』」
【GM】 「えっとね、この人たちはゼーエンブルクのフリーの(?)学者なんだけど、いきなり『家族を人質にとったからついてこい』とか言われてここに連れてこられたらしい。で、態度が悪かったから監禁された、と」
【ヴェルナー】 「じゃあさっきの12人も?」
【GM】 「そういうこと」
【ムーン】 「だったらこの人たちは味方やね」
【GM】 「敵ではないよ」
【ムーン】 「『私らが下で決着つけてくるからもう少し待っててよ。そうしたら助けるからさ』」
【アンリ】 「ところでストロベリーって名札ないよね。さっき殺した人のやつもらってこようか?」
【GM】 「二人とも男だったぞ」
【ヴェルナー】 「でもとりあえずつけておけば? バレないと思うな」
【ムーン】 「いちいち名前なんか読まないよな」
【アンリ】 「じゃあとってくるね」
【ムーン】 「さぁ、下に行くか」
【アンリ】 「地下4階」
【ムーン】 「何かこの階のつくりってめっちゃボスっぽくない?」
【アンリ】 「あれ? じゃあグレープは?」
【ムーン】 「私らにも見えないからもしかしたらすれ違ってるかも」
【ヴェルナー】 「でもストロベリーもいるんだし、見つけたら呼び止めると思うな。予想通りもっと奥に行ってるんじゃない?」
【ムーン】 「そだね。で、どうする? 人いるよ。見張りなんだろうね、やっぱり。27から見てみる?」
【GM】 「そこは扉が開いてて書庫になってる。中には二人いるよ」
【アンリ】 「反対側の部屋は?」
【GM】 「そこも扉開いてて研究室だね」
【ムーン】 「もうここまで来たら見張り倒して中に入るしかないやろ」
【アンリ】 「まず聞いてみようよ。『入りたいんだけど、駄目?』」
【GM】 「『無理』」
【ムーン】 「何で?」
【GM】 「君らのつけてる名札、階級があってね。偉くないから駄目」
【ムーン】 「この中で一番偉いのは?」
【ヴェルナー】 「ナヴィ様やろ」
【ムーン】 「じゃなくて私らの中で!」
【GM】 「それならストロベリー、ロード、ヴェルナーやね。見張りの人の名札だから」
ちなみに彼らが会った人の中で一番偉いのは5人の監視員でした。そいつらの名札ならここは無条件で通れたんだけどね。
【GM】 「でも見張りの名札じゃここは通れない」
【ムーン】 「仕方ないから倒すか。書庫の扉はロックしておこう。魔晶石あるから達成値上昇させて…26(爆笑)」
【アンリ】 「もう開かない(笑)」
【シュトルム】 「この中にグレープいたら悲劇やな(笑)」
【ヴェルナー】 「って言うか魔法かけたの、さっきの見張り見てるよな」
【GM】 「当然な」
【シュトルム】 「『何か文句あるのかよ』」
【GM】 「あるに決まっとるやんけ。とか言ってたら隣の研究室からインビジビリティを解いたグレープが出てくる。『君たちも来てたのか!』」
【アンリ】 「会えた。良かったねぇ。じゃあ戦う?」
【シュトルム】 「スリープかけよう。16!」
【GM】 「は?」
何で7レベルファイターを一撃で沈めるんじゃ、貴様は!
【ムーン】 「じゃあ開けよう。って言うかグレープたちも水臭いよね。2人で行かずに声かけてくれればいいのにさ」
【GM(グレープ)】 「『だってオレンジは俺たちの仲間じゃないか』」
【ムーン】 「でも二人じゃかなわないよ」
【GM(グレープ)】 「『そんなのやってみなくちゃ分かんないじゃん』」
【シュトルム】 「『俺たち友達じゃん!』…中学生日記の台詞みたいやな(爆笑)」
【シュトルム】 「よし、中に入ろう」
【GM】 「開かないよ」
【シュトルム】 「実は扉の絵が描いてあるだけの壁とか(笑)」
【ヴェルナー】 「めっちゃ精巧やねん(笑)」
【アンリ】 「なに言ってんだか。鍵開けるよ。19」
【GM】 「開いたよ。中はかなり広くて、それで見たことのある人が二人いるね。ジャスティスとリゲル」
【ムーン】 「あ、そうだった。その二人、ナヴィの味方なんだった」
【シュトルム】 「ジャスティスって強いやん」
【GM】 「その二人は『この先には行かせないぞ』みたいなことを言ってる。で、この部屋見たらわかるんだけど、いかにも今実験中ですって感じの人が左側にいて、右側にはまだ何もされてないスリープで寝てるだけの人がいる。オレンジも右側にいるね」
【シュトルム】 「オレンジがいたのか。ストロベリーたちの反応は?」
【GM】 「もちろんオレンジに駆け寄るよ」
【ムーン】 「って言うか戦うの手伝ってよ」
【GM】 「でもこいつらにとってはオレンジが最優先だもん」
【ムーン】 「じゃあ仕方がない。もちろんリゲルたちとは話し合いの余地はないね?」
【シュトルム】 「ちょっと話してみようよ。できれば戦いたくない」
【ムーン】 「『いくら払えばこっち側に付く?』」
【GM】 「買収すんな!」
【ムーン】 「『いくらでも出すよ。アンディーに払わせるから(笑)』」
【ヴェルナー】 「それいいねぇ。あいつ金持ちだからな」
【GM】 「そういう問題じゃないってば」
【アンリ】 「『何でナヴィに従おうと思ったの?』」
【GM】 「リゲルはユリアに怪我させられたのを恨んでる」
【ムーン】 「それなら別にナヴィに従わなくてもいいじゃん」
【GM(リゲル)】 「『だってあいつ、僕の顔に傷つけたんだよ! ナヴィ様の力を借りて絶対復讐するんだ!(爆笑)』」
【シュトルム】 「ナルシストやったんか、こいつ」
【アンリ】 「ジャスティスは?」
【GM(ジャスティス)】 「『平和な時代なんてつまらないじゃないか。戦争が起こったほうが面白いと思わないか?』」
【アンリ】 「駄目だこりゃ。交渉決裂」
というわけで戦闘です。1ラウンド目、ジャスティスはリゲルを巻き込んだフォースエクスプロージョンを発動。いきなりサウスの生命点がマイナスになります。
【 シュトルム(サウス)】 「生死判定は成功。何かサウスって毎回死にかけてないか?」
【ムーン】 「もう宿命やね。あきらめろ」
【アンリ】 「って言うかリゲルも巻き込んだの? ひどいなぁ」
【GM】 「もちろんリゲルは信じられないって表情でジャスティスを見つめてる。このラウンド、リゲルの行動は無しね」
【ヴェルナー】 「そりゃ仲間に裏切られたんだもんなぁ」
次のラウンド、シュトルムのヴァルキリージャベリンがクリティカル。レベル9プリーストもわずか1ラウンド余りで沈みました。
【GM】 「生死判定失敗」
【シュトルム】 「死んだらしい」
【アンリ】 「リゲルに問いつめてみよう。『君はどうするの? まだ戦うの?』」
【GM】 「戦う気はないみたい。ジャスティスのやり方に腹が立ってるみたいだし、第一こいつのレベルじゃ君たち6人を相手になんかできない」
【シュトルム】 「とりあえずサウス生き返らせてよ」
【ヴェルナー】 「じゃあキュアーウーンズかけるね。成功」
【ムーン】 「グレープたち、そばに居なくて良かったな。さっきの食らったら絶対死んでたよ」
【ヴェルナー】 「それでグレープたちはナヴィの所まで一緒に来るの? あと、リゲルは?」
【GM】 「グレープたちはここでオレンジと待ってるってさ。リゲルは悩んでるみたいで何も答えない」
【ムーン】 「グレープたちはいいけどリゲルどうしよう。ちょっと目障りかも」
【アンリ】 「何かするかも知れない」
【ムーン】 「どっか行けって言う?」
【ヴェルナー】 「行かないやろ。『でもオレンジたちに手は出さないよね?』」
【GM】 「じゃあ頷いておこう。オレンジたちに恨みはないしね」
【シュトルム】 「リゲルを信じよう」
【アンリ】 「うん。じゃあ行きましょう」
【GM】 「奥の扉は開かないよ。って言うかリゲルが、『さっき魔法で閉めた』って言う」
【ムーン】 「じゃあお前が解除しろよ」
【GM】 「出るかな。達成値15やねん」
【アンリ】 「拡大しなさい」
【ムーン】 「早く!」
【シュトルム】 「いじめられてる」
【ヴェルナー】 「可哀想だねぇ」
【GM(リゲル)】 「『何なんだよお前ら!』」
【アンリ】 「キレた(笑)」
【ヴェルナー】 「おもしろーい」
【シュトルム】 「遊ばれてるな(笑)」
【GM】 「それでアンロックは失敗」
【ムーン】 「もう。14」
【GM】 「無理です」
【シュトルム(サウス)】 「3倍消費で15」
【GM】 「じゃあ開いた」
【シュトルム】 「面倒くさいことしやがって。リゲル一発殴っておこう(笑)」
【GM(リゲル)】 「『お前も僕を殴るのかー!』」
【ヴェルナー】 「面白いなぁ、こいつ」
【アンリ】 「お気に入りだね」
【ヴェルナー】 「そんなんじゃないもん(焦)」
【アンリ】 「そうかな(笑)。じゃあ扉開けよう」
【GM】 「ここが最後の部屋です。お疲れ様(笑)。中にはナヴィとあと3人いるね」
【アンリ】 「3人って言うのは暴走してるのかな?」
【GM】 「うん。暴走したキャシィとかと似た感じ」
【ムーン】 「もう発動してるのか」
【シュトルム】 「その人たちってどんな人?」
【GM】 「みんな若いよ。ナンバー17が女であとは男」
【アンリ】 「『何でナヴィは戦争を起こしたいの?』」
【GM(ナヴィ)】 「『理由は一つだよ。俺は強いからな、戦乱の時代では活躍できたんだ。だが平和になった途端、強力すぎる力は嫌われるみたいだな。俺の力は危険視されるんだよ。結局俺の居場所は戦場にしかないのさ。国家にそのつもりがないのなら俺が戦争を起こせばいい。それだけだ!』」
【アンリ】 「交渉の余地なし、と。でもなんかナヴィも大変だね」
【ムーン】 「だね。でも同情してる場合じゃない」
【シュトルム】 「じゃあ行くぜ! みんなにヴァルキリーブレッシング」
【GM】 「ナンバー17は何もしない」
【シュトルム】 「見てるだけなんや。じゃあ見とれとこ。女の子やし(笑)」
【GM】 「ナンバー11の攻撃がサウスに当たって20点。ナンバー24のはムーンに16点」
【ムーン】 「ヴァルキリーブレッシングなかったらまたサウス死んでたな」
【アンリ】 「あたし行動遅らせるからファイアウエポンちょうだい」
【シュトルム(サウス)】 「了解」
【アンリ】 「わはは、レーティング38」
【ムーン】 「みんなにカウンターマジックかけるね」
【シュトルム】 「今日はみんな慎重やな」
【GM】 「じゃあナヴィはニュートラライズエレメンタルで風の精霊力を中和(さりげなく10レベルだとアピール)」
【ヴェルナー】 「僕は攻撃するよ。誰がいいかな」
【シュトルム】 「17番はまだ動いてないから危害は加えるな」
というわけで彼らはターゲットを11番に絞ります。次のラウンド、アンリの2連続クリティカルを受けてもまだ沈まない11番にプレイヤーは驚愕のご様子(笑)。
【アンリ】 「もしかして先にナヴィを片付けたほうがいい?」
【ムーン】 「エルフだから防御は低いはず」
【ヴェルナー】 「でも強化してそう」
【ムーン】 「自分を改造? 何か悪の博士が最後にやるやつや(笑)」
それでもシュトルムとムーンの攻撃を受けて11番は倒れました。その前にヴェルナーを殴って24ダメージ与えたけどね。でもヴァルキリーの盾のおかげで(?)ちっとも生命点にダメージが行かないんだよな(泣)。
【GM】 「じゃあナヴィの攻撃。全員にヴァルキリージャベリン。精神抵抗22以下の人は19ダメージ。成功した人は15点ね」
【ヴェルナー】 「もうナヴィ狙う? 毎回コレやられたら負けるよ。当たって13点」
【シュトルム】 「俺の攻撃は外れね(笑)」
【GM】 「ナヴィを殴ったのね。じゃあこのラウンドはナンバー17が動くよ。ナヴィにキュアーウーンズ」
【シュトルム】 「そういうことか。じゃあナヴィのふりをする。『俺を助けろ!』(笑)」
【ムーン】 「シェイプチェンジ使うか?(笑)」
【ヴェルナー】 「だったら先に17番攻撃したほうがいいねぇ」
そしてちまちまと攻撃を当てていき、次のラウンド。
【GM】 「ナヴィが行きます。サウス精神抵抗して。達成値は23でチャームだから」
【シュトルム(サウス)】 「ひー! 失敗! アホやサウス。みんな、次からサウスを狙え(笑)」
【ムーン】 「魅了されたね」
【シュトルム(サウス)】 「『愛してる〜♪』って歌っとこ(笑)」
【ムーン】 「サウスなんかにディスペルマジックする価値ないよね(ひどい)。17番にライトニングで18点」
【GM】 「あ、じゃあこいつ倒れた」
【ムーン(ロード)】 「サウスが持ってる魔晶石とってくるね。スリの技能で。成功」
【シュトルム】 「その魔晶石ほしい。俺の番で貰いに行っていい?」
【ムーン(ロード)】 「うん。って言うかそのために取ったし」
【アンリ】 「あたしの攻撃は外れ。当たったら強いのになぁ」
【GM】 「またナヴィか? じゃあ。今度はアンリにライトニングバインド。目標値は21。失敗したら毎ラウンド18ダメージ行くから」
【アンリ】 「いやーん。失敗だぁ」
【ムーン】 「ディスペルやってあげるよ。アンリだったらやる価値はある」
【ヴェルナー】 「可哀想なサウス(笑)」
【シュトルム】 「最終回にふさわしいな(笑)」
【ムーン】 「というわけで4倍消費でアンリに。成功。感謝したまえ」
【シュトルム】 「こいつは(笑)」
このラウンドの最後で残っていた24番も倒れます。ヴェルナー君、3連続クリティカルって何ですか(笑)。
【シュトルム】 「やっとナヴィを攻撃できるな。当たって14点」
【アンリ】 「あ、1ゾロ。ちっとも当たらないよ」
【ムーン】 「ライトニングは15点ね」
【GM】 「次サウスな。チャームだから俺が動かすぞ。ナヴィにキュアーウーンズな」
【シュトルム】 「何やとー! サウスを始末しろ!(笑)」
ナヴィはこのラウンド、ファイヤーボールをぶちかましてムーンとヴェルナーのヴァルキリーの盾を削ります。しかし彼に、次のチャンスは来ないのでした…。
【ムーン(ロード)】 「ナヴィに攻撃。ダメージは13点」
【ヴェルナー】 「僕もロードと同じ(笑)」
【シュトルム】 「運命的やな」
【ヴェルナー】 「違うもん!(笑)」
【シュトルム】 「ナヴィよりもサウスがうっとうしい。5倍消費のスリープをサウスに!21!」
【GM】 「…。3が出た(死)」
【シュトルム】 「おっけー!」
【GM】 「誰が解除するんや、コレ(笑)」
【アンリ】 「ナヴィに攻撃。当たって15点」
【GM】 「あ、倒れた」
【一同】 「おーー!」
【シュトルム】 「瞳孔開いてるか見てやれ(笑)」
【GM】 「生死判定は成功だぞ(笑)」
【アンリ】 「とりあえず両手を縛っておけば魔法は使えないよ」
【ヴェルナー】 「それでサウスはどうする?」
【シュトルム】 「知らん(笑)。って言うか誰かにディスペルかけてもらおうよ」
【ムーン】 「ナヴィかけてよ」
【シュトルム】 「誰に頼んでんだよ(笑)」
【ムーン】 「それよりナヴィを倒したからって解決するわけでもないんじゃないのかな。国際問題だよ、コレ」
【シュトルム】 「まぁね。でも今はここを解放するのが先決だからナヴィをひきずりながら行こうよ。ボス倒したから降伏しろ、とか言って」
【アンリ】 「スリープかかってるオレンジたちはどうする? あと、あたしたちが閉めた扉のアンロックとか(笑)」
【シュトルム】 「それは魔法学院にでも任せればいいやろ。とりあえずナヴィをつれて城に戻ろう」
【アンリ】 「そだね。『ただいまー』」
【GM(隊長)】 「『おお、帰ってきたか!』」
【アンリ】 「『がんばったよー』」
【ムーン】 「『ナヴィをどうしたらいいと思う?』」
【GM】 「衛兵に聞くなよそんなこと」
【シュトルム】 「じゃあアンディーに聞こうか?」
【GM】 「だからNPCに聞くなってば(笑)」
【ムーン】 「それでアンディーは結局どうしたの? 自首するとか言ってたけど」
【GM】 「今は魔法学院にいるよ。事件が片付いてから出頭するらしい」
【ムーン】 「じゃあまぁ魔法学院に行こう。サウスのこともあるし」
【シュトルム】 「頼むか?『サウスの全財産渡すからスリープ解険してください(笑)』サウス、気がついたらショックやろな。お金が全部なくなってる。しかも魔晶石もない!(爆笑)」
【ムーン】 「ジャンピングブーツも取り上げておこう(笑)」
【GM】 「そんなことしたらサウスの存在価値なくなるじゃん」
【ヴェルナー】 「サウスの価値はジャンプか?」
【シュトルム】 「そんなところやろ。じゃあアンディーに報告しよう。『ナヴィをどうしよう? 殺そうか?』」
【GM(アンディー)】 「『殺すのは気が引けるな』」
【アンリ】 「それにローリンエンにしてみれば宮廷魔術師がいきなりいなくなっちゃうんだよ、ナヴィ殺すと。それも困らないかな」
【ヴェルナー】 「それこそ国際問題だよね」
【アンリ】 「でもどっちの国の王様もナヴィの本性は知らない。困ったなー」
【ムーン】 「どっちにしろ国交は危うくならないかな。ナヴィが死ぬのが一番いいと思うんだけど」
【シュトルム】 「ドラゴンの巣にでも放り込んで事故死でした。って駄目か(笑)」
【アンリ】 「問題はどっちの国の王様に話すかだよ。とりあえず地下組織の穴埋めてもらうのは隊長に頼んでいい?」
【GM】 「それくらいならいいよ」
【シュトルム】 「俺、ちょっとナヴィと話がしたい。誰か応急処置してやって」
【アンリ】 「おっけー」
【シュトルム】 「『これから更生する気とかあるか?』」
【GM】 「ナヴィは答えない。かわりにシュトルムの顔に唾でも吐きかけてやろう」
【ヴェルナー】 「うっわー…」
【シュトルム】 「スリープかけて向こうの国に送り付けるか? いいよな、向こうの王様に言うだけなら。右派がいたことくらいは知ってるやろ」
【ヴェルナー】 「こっちの王様に言うよりはいいと思うよ」
【シュトルム】 「うん。こっちは衛兵に口止めさせてあるし。それでナヴィはあっちの国で処分してもらうのがいいやろ」
【アンリ】 「向こうも戦争はしたくないやろ」
【ムーン】 「じゃあローリンエンに行く?」
【GM】 「うん、だったら着いたことでいいぞ」
【アンリ】 「王様に会える?」
【GM】 「ナヴィを連れてきてるんやろ? なら会えるよ。で、話すの?」
【ムーン】 「話すよ」
【GM】 「わかった。じゃあこっちで処分するって言ってナヴィは引き渡されました。ところで口止め料いる?」
【ヴェルナー】 「え? くれるの?」
【シュトルム】 「常識的にはな」
【GM】 「一人1万フィス払うよ」
【シュトルム】 「おお!」
【ヴェルナー】 「でも最終回でこんな大金もらってどうするんやろ(笑)」
【ムーン】 「ああ、でもこれで全部終わったね」
【ヴェルナー】 「そうだねぇ。終わっちゃったね」
【GM】 「終わったねょ。みんな何かやりたいことがあるならどうぞ。やっていいよ」
【シュトルム】 「じゃあここで誰かが言い出すんだよな、パターンでは。『俺たちもうそろそろ解散しないか?』とかさ」
【ヴェルナー】 「えー、そうなのー?」
【シュトルム】 「人気も仕事も後輩に取られるようになったしシ●ガキ隊じゃやっていけないよ(爆笑) 」
【ヴェルナー】 「俺、SM●Pになるよ!(爆笑)」
【アンリ】 「何でやねん!」
【ムーン】 「どこの世界の話や。それでストロベリーたちはどうするの?」
【GM】 「彼女達はまた3人で冒険を続けるつもりらしいよ」
【ムーン】 「懲りないねぇ。オレンジだけレベル低いのに」
【シュトルム】 「そうか。じゃあ俺は1万3千700フィス使ってラヴァーズさんに婚約指輪を買うよ」
【GM】 「マジ? そりゃ喜ぶぜ、彼女」
【シュトルム】 「よかったぁ」
【GM】 「ああ、それからリゲルはまたBパーティーに戻って旅を続けることにしたらしいぞ」
【ヴェルナー】 「あ、ハッピーエンドじゃん」
【アンリ】 「良かったねぇ」
【シュトルム(サウス)】 「じゃあサウスはどうするかな。(まじめな顔で)そうだ。ジャンプ屋開くよ」
一同爆笑。
【アンリ】 「何やそれ!」
【シュトルム】 「ジャンプするだけ。嘘だよ、サウスのことはGMに決めてもらおう」
【GM】 「じゃあジャンプ屋(即決)」
【シュトルム】 「ええ?」
【ムーン】 「せっかくレベル高いのにジャンプ屋かよ(笑)。じゃあみんな、そろそろ解散しようか」
【ヴェルナー】 「えー。本当にしちゃうんだ。寂しいよー」
【GM】 「あ、そうだ。一ヵ月くらいしたらアンディーたちから結婚式の招待状が届くよ。自首したけどすぐに許してもらえたらしいね」
【ヴェルナー】 「うわぁ(嬉)」
【シュトルム】 「見に行こうぜ! あ、俺たちも式挙げたいなぁ」
【ムーン】 「ヴァンパイア同士の結婚式か。だったら夜やね。ところでアンディーたちの結婚式はあのシルファス神殿でやるんだよね?」
【GM】 「そうだよ」
【ムーン】 「もちろん行くよ」
【アンリ】 「お花持ってね」
【GM】 「いいねぇ。キャシィの花嫁姿、きれいだよ」
【アンリ】 「いいなぁ、花嫁さん」
【シュトルム】 「俺も結婚式しようかなー」
【アンリ】 「アンリもドレス着たいなぁ」
【シュトルム】 「よし! 俺も式を挙げるぞ!」
【ムーン】 「じゃあ牧師役はサウスがやろうか?」
【シュトルム】 「なんか不吉だから嫌です(きっぱり)」
【ムーン】 「ならストロベリーにやってもらえば? あいつもプリーストやろ」
【シュトルム】 「そうやな。かわいいし(←どういう理由やねん)」
【GM】 「で、やるの?」
【シュトルム】 「うん。いいねぇ。いい結婚式になりそうや。みんな見に来てくれよ」
【ムーン】 「仕方ないから行ってあげるか」
【ヴェルナー】 「ちょうど暇だしね(笑)」
【アンリ】 「ところでヴェルナーはこれからどうするの?」
【ヴェルナー】 「一度自分の家にでも帰ってみようかな(←実は貴族の息子という設定があった)」
【アンリ】 「じゃああたしは故郷の森に帰ろうかな。またみんなで冒険するときがあったら呼んでね」
【ムーン】 「私は魔法学院の教師になりたい」
【シュトルム】 「俺はもちろん新婚さん(爆笑)」
【GM】 「それでサウスはジャンプ屋(笑)」
【アンリ】 「ロードはもちろん大学に戻るんだよね」
【ムーン】 「これでみんなの行き先が決まったね」
【シュトルム】 「そうやね。じゃあ解散!」
そして彼らはそれぞれの道を歩き出す。
そんな冒険者たちの後ろ姿を、いつも通りの風が、見送っていた…。