▽ 1 | ▽ 2 | ▽ 3 |
【ムーン】 「でも逃げるにしても何か調べてからにしたいな。せっかく来たんだし」
【シュトルム】 「だからナメクジいるんだってば」
【ムーン】 「でも川がつながってるかくらいは分からない?」
【GM】 「あ、そう言うことならC4に川はないね」
【アンリ】 「ないの? じゃあどうなってるのよ?」
【シュトルム】 「D4に流れてそうだな。じゃあこの湿地は川のせいじゃないのか」
【ムーン】 「この湿地にウンディーネいる?」
【アンリ】 「泥があるからノームもいそう」
【シュトルム】 「見てみよう」
【GM】 「見るの? ウンディーネもノームもちゃんといるし正常だよ」
【シュトルム】 「ならいいや」
【ムーン】 「じゃあ全然おかしいところはない?」
【GM】 「うん」
【シュトルム】 「ただナメクジがいるのだけがおかしいと(笑)」
【ムーン】 「え? こいつってここにいちゃおかしい奴なの?」
【GM】 「そんなことないよ。モンスターだから別にいてもいいんだよ」
【シュトルム】 「そう言えば俺たち昼ご飯食べてなかったなぁ(笑)」
【アンリ】 「あたしナメクジなんか食べたくないよ(笑)」
【ムーン】 「え? 食べる気?」
【シュトルム】 「食うか逃げるかだろ? 選択肢は」
【GM】 「戦うっていう選択肢はないんやな(笑)」
【ムーン】 「それで結局どうするの?」
【アンリ】 「逃げたいんだけど、でもここ通るたびに出てくるんだったら嫌だなって思うの」
【GM】 「あ、それはないよ。サイコロの目によって出てくるだけだからいつもいるとは限らない」
【アンリ】 「じゃあいいや。放っておこう」
【ムーン】 「だったら次はD4に行くしかないね」
【GM】 「D4に14時。川だよ」
【シュトルム】 「橋はないの?」
【GM】 「ここにはないね」
【アンリ】 「渡れないかな」
【GM】 「ちょっと幅が広い…けど君なら飛べるから大丈夫」
【シュトルム】 「俺も飛べる」
【ムーン】 「私も」
【ヴェルナー】 「何ィ?」
【ムーン】 「サウスも行けるよ。ジャンピングブーツで(笑)」
【GM】 「それは縦方向のジャンプですが(笑)」
【ムーン】 「えー、無理なの? 幅跳びの要領で」
【GM】 「広い川だよ」
【シュトルム】 「どのくらい?」
【GM】 「大阪の淀川くらい」
【アンリ】 「でかい。じゃあ幅跳びは無理だね」
【シュトルム】 「そうだな。…ヴェルナー、サウス、すまん。俺は行くから(爆笑)」
【ヴェルナー】 「えー? 仲間を見捨てていくって言うのかよ」
【アンリ】 「でも淀川くらいならあたしが二人を運んであげてもいいよ。一人ずつだけどね」
【ムーン】 「それがいいよ。アンリ力持ちだし」
【シュトルム】 「じゃあ一人はウォーターウォーキング使う?」
【アンリ】 「あ、そうしてくれたらうれしいな」
【ムーン】 「ならどっちでもアンリが好きなほうを違ぶってことで(笑)」
【GM】 「だったら軽いほうにしたら?」
【アンリ】 「それって筋力の低いほうだよね」
【シュトルム】 「サウスだな」
【ヴェルナー】 「あ〜。サウスなのかぁ(泣)」
【アンリ】 「さぁ、サウスを背負ってあげよう」
【シュトルム】 「じゃあ君はウォーターウォーキングだ」
【ヴェルナー】 「くそぅ。忍者になった気分だ(笑)」
【GM】 「ちなみに対岸は森になってるからね」
【シュトルム】 「着いたら森に入ってみる?」
【ムーン】 「今思ったんだけどさ、アンリに飛んでもらって上からこの辺の様子を見てもらえないかな」
【アンリ】 「あたし? いいよ」
【ムーン】 「それでこの辺りの地図作れないかな」
【シュトルム】 「ってゆーかさぁ、ムーン自分でもできるんちゃうん(笑)」
【ムーン】 「あ(笑)」
【アンリ】 「あたし飛ぶよ。ばさばさばさ。ねぇGM、どのくらいの範囲だったら見える?」
【GM】 「そうだなぁ。じゃあ周囲1マスずつなら見えることにしよう。D5は川でD3、E3〜5が森」
【シュトルム】 「ところで日没って何時?」
【GM】 「18時ってことにしよう」
【シュトルム】 「後4時間で人間型に戻れる」
【ムーン】 「でもまわり真っ暗になっちゃうよ」
【シュトルム】 「俺、赤外視できるから別にかまわん(笑)」
【アンリ】 「あたし鳥目なのかなぁ。じゃあE4に行ってまた上空から見てみよう」
【GM】 「E4に15時。ここにも変わったものはないしモンスターもでない」
【アンリ】 「飛んでいい? F3〜5が見えるよね」
【GM】 「うん。それでF3が褐色の岩山。結構高いね。で、F4、5は森だよ」
【ムーン】 「何かその岩山が怪しいと思う」
【シュトルム】 「だよな。それでその十字架って時間限定で出てくるような気がするんだけど」
【ムーン】 「夕暮れ時が怪しい」
【シュトルム】 「赤いって言ってたもんな。それに時間計ってるっていうのがな。次は岩山のほうに向かってみるか?」
【ヴェルナー】 「次は16時だね」
【GM】 「うん。そろそろ太陽は西に傾き始めるよ」
【アンリ】 「E3に行ったらあたし、D2、E2、F2の3つが見れるよ」
【GM】 「行く? だったらD2、E2は森でF2は岩山。それで一応言っておくけど南東のほうにも岩山があるから」
【ムーン】 「そうなの? でもまず目の前にあるほうに登ってみる?」
【シュトルム】 「登ってみたいよな」
【ムーン】 「他に行くとこなさそうだしね。F3に行こう」
【GM】 「17時にF3」
【シュトルム】 「岩山は登れそう?」
【GM】 「登ろうと思えばね」
【シュトルム】 「俺は飛べるからそれで行くけどね。…サウスも飛んでいくけどね。ジャンピングブーツ」
【ヴェルナー】 「それじゃ進めないやん(笑)」
【シュトルム】 「じゃあ取り敢えず登ろう」
【GM】 「登るだけ?(何も調べないのか?)」
【シュトルム】 「え? 踊りながら登ろうか?」
【GM】 「いや、いいよ(笑)。…(コロコロ)あ、やったぁ」
【シュトルム】 「何だよ(笑)」
【GM】 「あのね、前のほうに何かいるよ」
【シュトルム】 「がーん。エンカウントしたぞ」
【ムーン】 「何がいるの?」
【GM】 「おっきい人間…に見える」
【ムーン】 「ジャイアントだったら嫌だな。初めて会うけど」
【シュトルム】 「話しかけてみようか。友好的かな」
【GM】 「(コロコロ)なんや。むっちゃ腹一杯やん。くそぅ」
【アンリ】 「良かった。言葉通じないけど一応挨拶して行こう」
【シュトルム】 「『ハオ』」
【GM】 「『ガオ』(笑)」
【ヴェルナー】 「なんだかなぁ(笑)」
【アンリ】 「あ、そうだ。あたし岩山調べるね。登りながら(コロコロ)1ゾロ(笑)」
【GM】 「(何について調べたんだ?)」
【ヴェルナー】 「セージじゃ分からないかな」
【シュトルム】 「何を調べるんだよ」
【ヴェルナー】 「これは安山岩だとか玄武岩だとか(笑)」
【ムーン】 「意味ない(笑)」
【ヴェルナー】 「ところでもう夕暮れ?」
【GM】 「うん。空も赤くなってきたよ」
【ヴェルナー】 「だったらさっき言ってたみたいなことはないの?」
【シュトルム】 「あ、そっか。夕焼けで何か赤い十字架が見えないかまわりを見回してみる」
【GM】 「そうしたら南東側の岩山に赤く映る十字架が見える」
【ムーン】 「それは山肌全体に?」
【GM】 「じゃなくて一方所ここ(F6)に。そして上を見上げたら分かるんだけど君達のいる岩山の上のほうに十字の形にくりぬかれた小さな洞窟が当って向こう側まで貫通してる。それでこう西日がさすから東の山に十字が映っていると言うわけ」
【ヴェルナー】 「なるほど」
【シュトルム】 「もう決定だな。あの下だ」
【ムーン】 「そこに行くまでにどれくらいかかるかな。日が沈むと分からなくなるよ」
【アンリ】 「3時間かかるね。じゃああたしがちゃんと位置を覚えておくよ」
【GM】 「分かった。3時間後にF6に着くよ。それでアンリが覚えてるなら少し探せば小さな洞窟が見つかる」
【シュトルム】 「よし。入るぞ」
【アンリ】 「もう暗いんだよね。ランタンつけるよ」
【ヴェルナー】 「お婆さんいるのかな」
【アンリ】 「一応警戒しながら行くね」
【シュトルム】 「俺はリラックスしながら行こう(笑)」
【ヴェルナー】 「じゃあ僕はスキップ(笑)」
【GM】 「なんでもいいわい(笑)。それで洞窟はすぐ行き止まりになってて簡単な部屋になってるよ。そしてそこには女の子が一人」
【シュトルム】 「女の子?」
【アンリ】 「婆さんじゃなくて?」
【シュトルム】 「年齢はどのくらい?」
【GM】 「十代中頃」
【アンリ】 「若いね。でも生命の精霊と通じてる婆さんだったら若返りの術とか使えるかもよ」
【ムーン】 「そうかな。ってゆーかこの子人間かな。とりあえず話しかけてみよう」
【アンリ】 「『こんばんは』」
【GM】 「女の子はおびえてるよ。『誰?どうしてここに人が来るの?』」
【シュトルム】 「『それは君が僕を呼んでいたからさ』」
【ムーン】 「もういい黙っとけ、お前(笑)」
【アンリ】 「『生命の精霊と仲良しって言うのはあなたのこと?』」
【GM】 「『それならお母さんのことだと思うんだけど…』」
【アンリ】 「あら。『お母さんはどこ?』」
【GM】 「『さっき、ユニコーンが危ないって言って外に…』」
【ムーン】 「ちょっと待って。ユニコーンって処女としか仲良くならないはずだよ。なのに何で子供がいるの?」
【GM】 「『あ、私、お母さんの本当の子供じゃないんです』」
【ムーン】 「なるほど(笑)」
【シュトルム】 「何ちゅー質問するんだ、お前は(笑)」
【ヴェルナー】 「心の傷を(笑)」
【ムーン】 「だって変だと思ったんだもん(笑)」
【GM】 「この森に捨てられてたのを拾って育ててくれたんだってさ」
【シュトルム】 「『それでユニコーンはどこにいるんだ?』」
【GM】 「『湿地のほうで見たことがあるわ』」
【ムーン】 「うわぁ。ナメクジかぁ」
【GM】 「今もいるか分からないけどね」
【ムーン】 「あれがいるからユニコーンが危ないとか(笑)」
【シュトルム】 「違うだろ(笑)。でも行ってみるか。『お母さんはいつ出かけたの?』」
【GM】 「『ちょっと前だけど、すれ違わなかった?』」
【シュトルム】 「1時間くらい前かな」
【ヴェルナー】 「来た方向が違うよね、湿地じゃあ」
【ムーン】 「あ。もしかしてあのナメクジかもよ。『君のお母さんナメクジに似てる?』」
【GM】 「似てるかよ!(笑)」
【ヴェルナー】 「何かすごい失礼なことばっかり言ってる(笑)」
【ムーン】 「だってすれ違ったと言えばそれしかないじゃん。あとジャイアント」
【GM】 「そんなわけあるかよ!(笑)」
【ヴェルナー】 「何でそんなに怒らせてるんだよ(笑)」
【ムーン】 「じゃあ今の全部サウスの発言ね(笑)」
【アンリ】 「都合悪いこと全部押しつけてる(笑)」
【ムーン】 「それでどうする?」
【シュトルム】 「行くべきだろう。やっぱり」
【ムーン】 「でもユニコーンが危ないってどういう意味かな」
【シュトルム】 「ユニコーンって確か生命の精霊と関係してるんだよ。だから婆さんには感じたんじゃないかな」
【ムーン】 「『それでいつ帰ってくるの?』」
【GM】 「『分からないわ』」
【アンリ】 「そりゃねぇ。解決するまでは戻ってこないだろうし」
【ヴェルナー】 「でも湿地のどの辺にいるんだろう」
【アンリ】 「みんなは湿地には入れるの? 沈まない?」
【GM】 「そんな場所もあるけど一部だけで他は歩けるよ。マイナス2くらいの修正はつくけど」
【アンリ】 「じゃあ3時間かけてC6に行く?」
【ムーン】 「真夜中になっちゃう」
【ヴェルナー】 「今何時?」
【GM】 「20時だから着くのは23時になるね」
【ムーン】 「いつもなら起きてる時間だよ」
【シュトルム】 「じゃあ湿地に着いたらノームと話してもいいかな」
【GM】 「うん。もう着いたことにしよう。それで何を聞くんだい?」
【アンリ】 「婆さんが通ったか開こうよ」
【ヴェルナー】 「でもこれって答えはYes、Noだけだよ」
【シュトルム】 「そうかぁ。じゃあ『何か通った?』」
【GM】 「『Yes』」
【ムーン】 「あのナメクジだったりして(笑)」
【ヴェルナー】 「ユニコーンが通ったか聞けば?」
【シュトルム】 「そんな個体識別できるのかな」
【ムーン】 「だよね。でもあの子は湿地のほうに行ったって言ったんだからそうじゃないの?」
【アンリ】 「今C6にいるんだよ。ここで飛んだら上からユニコーン見えないかな」
【GM】 「夜だよ」
【ムーン】 「暗いね」
【アンリ】 「ユニコーンって光らなかったっけ?」
【GM】 「え? 光るの? あの馬?」
【アンリ】 「違ったっけ? まぁいいや。ところであたしたちって誰もユニコーンと話ができないね。人間の処女でしょ? あたし、鳥人間(笑)」
【ムーン】 「私も人間じゃない」
【シュトルム】 「ヴェルナー、女装だ!(笑)」
【ヴェルナー】 「やだ!(笑)」
【シュトルム】 「ってゆーかその婆さんがそこにいれば問題ないんだけどな」
【ムーン】 「大声で呼んでみる? この辺にいるかもよ」
【アンリ】 「『お婆さーん』」
【GM】 「今C6だろ? じゃあ何も聞こえないね」
【アンリ】 「ここにはいないか。C5かB6。どっちだと思う?」
【ムーン】 「どっちでもいいよ。ここまで来たらカンしかない」
【ヴェルナー】 「じゃあC5」
【GM】 「C5? ここも湿地だよ」
【アンリ】 「あたし、空から見てるよ」
【シュトルム】 「声とか聞こえないかな」
【ムーン】 「でも1マスがかなり広いから」
【GM】 「特に何も冊こえないよ」
【ムーン】 「小屋に戻って爺さんに聞いてみる? ユニコーンがどの辺にいるか」
【アンリ】 「でもその前にB5に行ってみたいな」
【GM】 「行く? 行ったら遠くから馬の鳴き声が聞こえた」
【ヴェルナー】 「ひひーん」
【アンリ】 「いたね」
【ムーン】 「ただの馬だったりして(笑)」
【アンリ】 「それでその鳴き声のする方向ってわかる?」
【GM】 「わかるよ。B5の範囲内で、今いる場所から少し北の方」
【アンリ】 「じゃあ北に向かって行ってみる? あ、あたしが先に行って見てこようか? みんな湿地は歩きにくいでしょ」
【シュトルム】 「飛べると便利だな」
【アンリ】 「えへ」
【GM】 「それじゃあね、少し行ったところでユニコーンが見つかるよ。そしてその横に婆さんがいて、黒い陰と向き合ってる」
【シュトルム】 「黒いのがいるのか?」
【ムーン】 「ユニコーンは襲われてたのかな」
【GM】 「そんな感じだね」
【シュトルム】 「黒い奴が気になるな」
【ムーン】 「アンリ、殴ってみたら?」
【アンリ】 「あたし一人で?」
【シュトルム】 「とりあえずこっちに戻ってきて俺たちにそのことを話してくれ」
【ヴェルナー】 「でもすぐ戻れるの?」
【GM】 「うん。だって君達もさっきユニコーンの声が聞こえただろ? だからそんなに離れてないよ」
【アンリ】 「だったらあたしが叫んだら聞こえるかな」
【GM】 「いけると思うよ」
【アンリ】 「『みんなこっちに来てー!』ユニコーン、びっくりしたりして(笑)」
【GM】 「婆さんもびっくりや(笑)」
【ムーン】 「じゃあ駆けつけよう」
【アンリ】 「『一体何事ですか?』って向こうからしてみればあたしたちこそなんやねんって感じやね(笑)」
【GM】 「知らない人がぞろぞろと。しかも夜中に湿地で(笑)」
【ムーン】 「通りかかったの」
【ヴェルナー】 「って言うか道に迷ったって感じ(笑)」
【アンリ】 「『それでどうしたんですか?』」
【GM】 「婆さんが言うには、嫌な予感がしてきてみたらユニコーンがモンスターに襲われてたんだそうだ。で、この婆さんはやっぱりユニコーンとは仲がいいみたい」
【ヴェルナー】 「その黒い奴がモンスターだね?」
【シュトルム】 「それで婆さんはそいつを追い払おうとしてるんだね?」
【GM】 「そうだよ」
【シュトルム】 「これは戦うしかないな」
【ヴェルナー】 「助太刀いたす!(笑)」
【アンリ】 「ねぇGM。そいつって実体はあるの?」
【GM】 「ある…んじゃないかな」
【ヴェルナー】 「どういう格好?」
【ムーン】 「ナメクジみたい?」
【GM】 「あのね、騎士に見える。で、兜の奥で赤い目が光ってるんだな(嬉)」
【シュトルム】 「何か恐そう」
【アンリ】 「魔法の武器しか駄目っぽいね」
【シュトルム】 「俺、行動していい? じゃあバルキリーブレッシング。だって恐いもん(笑)」
【アンリ】 「あたし行動遅らせるから魔法かけてね」
【ムーン】 「それはサウスにやらせるとして、私何かいい魔法ないかな」
【シュトルム】 「6レベルだったら強いのあるんじゃないか?」
【ムーン】 「例えばシェイプチェンジとか」
【シュトルム】 「またかよ(笑)」
【アンリ】 「好きだねー(笑)」
【シュトルム】 「それともセージであいつが何か調べてみるか?」
【ヴェルナー】 「それなら僕が後でやろうか? 2レベルあるんだ。何でセージなんか2レベルもあるんだろ(笑)」
【ムーン】 「私、ルーンロープやってみる。(コロコロ)19」
【GM】 「19? 効かぬわ」
【ムーン】 「げー」
【シュトルム】 「強そうだもんな」
【ムーン(サウス)】 「俺はアンリにエンチャントウエポンだ。(コロコロ)成功」
【アンリ】 「打撃力プラス5。レーティング33」
【GM】 「うわ(笑)」
【アンリ】 「でも当たらなかったら恐くないけどね(笑)」
【ムーン】 「アンリは飛んでるから足場が悪いマイナス2のペナルティないからまだマシだよ」
【ヴェルナー】 「次僕だよね。セージで調べてみるよ。(コロコロ)11だってさ(笑)」
【GM】 「そりゃ分かんないや」
【アンリ】 「知名度11以上か。気になるな〜」
【GM】 「何だろうね。じゃあこっちの番だ。(コロコロ)シュトルム。14で回避して」
【シュトルム】 「無理でもバルキリーブレッシングあるからダメージは来ないやろ」
【GM】 「来るんだよ。生命点に17行くのは防げるけど、精神にも15点行くんだよ」
【シュトルム】 「ええっ? 精神? やばいって」
【GM】 「ちなみに冒険者レベルしか引けないよん」
【シュトルム】 「俺、精神点のほうが大切なのに」
【GM】 「それで次は婆さんなんだけど、ユニコーンが怪我してたらしくてヒーリング」
【アンリ】 「やっと順番回ってきた。殴るよ。(コロコロ)20」
【GM】 「当たりー」
【アンリ】 「あのね、18点☆ クリティカルじゃないのに18点☆ 恐いね(笑)」
【GM】 「恐すぎや(笑)。それじゃあ2ラウンド目行くぞ」
【シュトルム】 「ここってノームいるよな。クラックするぞ」
【ムーン】 「フラフープ?(開き間違い)」
【シュトルム】 「誰がフラフープなんかするかよ!クラックじゃ(笑)。達成値は22」
【GM】 「それは抵抗できない。これってどうなるの?」
【シュトルム】 「えっとね、打撃力30のダメージが行って、地割れから自力で這い上がることはできません」
【アンリ】 「ってことは回避修正にマイナス4」
【GM】 「(マジかよ)」
【アンリ】 「当たりやすくなったところであたしが。(コロコロ)19」
【GM】 「避けれねぇよ(泣)」
【アンリ】 「ダメージは18。さっきと一緒だね」
【ムーン】 「私もセージで調べようかな。(コロコロ)あー、ヴェルナー以下じゃん(笑)」
【ヴェルナー】 「何だよ、その言い方(笑)」
【シュトルム】 「何か分からないの悔しいからサウスも調べろ」
【ムーン(サウス)】 「そのつもりだったよ。(コロコロ)13」
【GM】 「それでも無理だね」
【シュトルム】 「何なんだ? 一体」
【ヴェルナー】 「僕は普通に攻撃する。当たって16点」
【GM】 「じゃあこっちが行きます。みんな15で精神抵抗して。ちなみに婆さんは失敗(笑)」
【ムーン(サウス)】 「1足りない」
【シュトルム】 「他はみんな成功」
【GM】 「じゃあサウスと婆さんは精神に8点ダメージ」
【シュトルム】 「精神にダメージ来るのって嫌だな」
【GM】 「それで婆さんはウィスプで攻撃したけど、大したことなかった」
【シュトルム】 「3ラウンド目? 俺、魔法やめて殴りに行くぞ。(コロコロ)…ははは。そいつに近付いて、いい剣持ってるなって見ていよう(笑)」
【GM】 「え? 何が出たん?」
【シュトルム】 「4(笑)」
【アンリ】 「でも今相手が挟まってるから行けるかもよ」
【シュトルム】 「だけど俺、マイナス2の修正あるから11だよ」
【GM】 「それ、当たってるんですけど(笑)」
【シュトルム】 「マジ? (コロコロ)…あっはっは。やっぱりいい剣だって言って去っていこう(爆笑)」
【ヴェルナー】 「10点もらえたね(笑)」
【アンリ】 「あたし殴るね。17で当たって、ダメージも17」
【GM】 「死んだよ。弱いなぁ、こいつ」
【アンリ】 「わーい。とどめはあたしだよ」
【ヴェルナー】 「それで結局なんだったの? こいつ」
【シュトルム】 「他にセージ持ってる人いないの?」
【GM】 「婆さんが持ってるよ。やってみる? (コロコロ)あ、分かったよ。名前だけ」
【ヴェルナー】 「何?」
【GM】 「アンデッドナイト」
【ムーン】 「そのまんまやん」
【シュトルム】 「でもそんな感じだったよな。俺、ずっとそうだと思ってたんだ(笑)」
【ヴェルナー】 「知ったかぶりしてる(笑)」
【アンリ】 「だけどそんな感じだったよね」
【ヴェルナー】 「僕もアンデッドナイトだって言おうと思ってたんだよ(笑)」
【シュトルム】 「やだなぁ。ホラ吹きパーティーや(笑)」
【GM】 「それで、婆さんは君達にお礼を言うよ。『どなたか知りませんがありがとうございました』」
【アンリ】 「『あたしたち、あなたに会いに来たんです』」
【GM】 「『私に?』」
【アンリ】 「『あなた、生命の精霊を操れるんですよね?』」
【GM】 「『そうですけど?』」
【シュトルム】 「『知り合いが大変なことになってるんです』」
【アンリ】 「『生命の精霊のバランスが崩れて、スリープを解除したら死んじゃうの』」
【シュトルム】 「『それをあなたに治してもらいたいんだ。今助けたお礼にね』」
一同爆笑。
【アンリ】 「またそういうこと言う(笑)」
【GM】 「『それは構わないけど、そんなことしたことがないからどうなるか…』」
【アンリ】 「『とりあえず見るだけでも』」
【GM】 「『そうねぇ。あなたたちのおかげで助かったから、やるだけやってみますね』でも、今日はもう疲れたから休みたいなってさ(笑)」
【ムーン】 「私もそうしたい」
【ヴェルナー】 「ほとんど一日寝てないことになるね(笑)」
【アンリ】 「じゃあ洞窟に泊めてもらう? 爺さんの小屋でもいいけどあの子が心配してるといけないから」
【ヴェルナー】 「そうだね。着いたらもう明け方かな(笑)」
【GM】 「だね(笑)。ついでに、洞窟に戻ったらあの子がご飯を作ってくれるよ。茸のスープ(笑)」
【ヴェルナー】 「おいしいのかな、それ(笑)」
【アンリ】 「でも栄養たっぷりであたしは嬉しいかも」
【GM】 「あとサウスもな。森の味がする…って(笑)」
【アンリ】 「じゃあもう朝だから、今日はゆっくりさせてもらって明日街に戻ろう」
【GM】 「うん。ならもう戻ったことにするよ。で、婆さんはキャシィを元に戻す儀式をするけど、シャーマンの人は手伝ってあげてね」
【シュトルム】 「いいよ」
【GM】 「では1日ほど儀式をやって、キャシィは元に戻ったよ」
【アンリ】 「良かったね。でもまだ魔法学院にかくまってもらってるほうがいいよね」
【シュトルム】 「スリープも解いてあげようよ。達成値、いくらだったっけ?」
【GM】 「かなり高くなかった?」
【シュトルム】 「がんばって拡大して掛けたもんなぁ (笑)」
【GM】 「19だよな、確か」
【ムーン】 「それを私に出せと? (コロコロ)無理」
【シュトルム】 「サウスもやるんだ」
【ムーン(サウス)】 「俺だと6ゾロ以外無理なんだけど」
【アンリ】 「ぎりぎりまで拡大してみてよ」
【シュトルム】 「うん。精神点全部使ってぶっ倒れても構わんから」
【ムーン(サウス)】 「それだと10倍掛けできる。だから5以上で成功だよ」
【ヴェルナー】 「それでも5いるのか」
【ムーン(サウス)】 「嫌な予感がするな。(コロコロ)6!」
【アンリ】 「セーフ!」
【GM】 「じゃあ解けたよ。でもサウスは気絶ね(笑)」
【シュトルム】 「サウス蹴っとこ(笑)」
【アンリ】 「ひどい(笑)」
【シュトルム】 「で、キャシィは起きたんだね? アンディーは喜んでる?」
【GM】 「もちろん。でもキャシィには捕まってからの記憶がほとんどないみたい」
【シュトルム】 「どうせならアンディーと婚約したことも忘れてたら良かったのに(笑)」
【ムーン】 「何を期待してんのよ(笑)」
【シュトルム】 「違うって。俺にはラヴァーズさんがいる(笑)」
【ムーン】 「『それでアンディー。お礼は?』」
【アンリ】 「結局そうなるのね。いや、別にいいんだけど。何かお礼くれるの?(笑)」
【GM】 「……(笑)」(考えてなかった)
【シュトルム】 「俺はアンディーに、もうこんなことからは足を洗ってくれって言っておこう」
【GM】 「もちろんそのつもりで、自分がやったことについては国家機関に報告してそれなりの罰は受けるってさ」
【アンリ】 「でもアンディーは悪くないよ」
【ヴェルナー】 「人質とられてたんだから仕方ないよね」
【ムーン】 「って言うか、ナヴィが戦争を起こそうとしてるって事をローリンエンに報告できないの?」
【ヴェルナー】 「隣の国に?」
【ムーン】 「だって今のところ友好状態なんでしょ? ならそっちだってナヴィが勝手に戦争起こしたら困るわけじゃない?」
【アンリ】 「それよりもゼーエンブルクの王様に言ったほうが…あ、駄目なんだ」
【ヴェルナー】 「怒って反対に攻めて行くかも知れない」
【アンリ】 「だよね。でもツテがあるのこっちなんだ」
【ムーン】 「カイルはローリンエンから来たんでしょ? だったらナヴィのこととか知らないかな」
【GM】 「王子が宮廷魔術師と会うかな? 廊下ですれ違うことはあっても話しとかするのかなぁ」
【アンリ】 「でもたとえカイルがナヴィのこと知ってても何にもならないよ。だってカイルにはこっちの国では何の権力もないんだから行動が起こせない」
【シュトルム】 「そうだよな。とりあえずアンディーにナヴィの本拠地の位置を聞いておかないか? 『喋れ』」
【GM】 「偉そうだな、おい(笑)」
【シュトルム】 「あ、怒った? ごめんね、アンディー(笑)」
【ムーン】 「謝ってるし(笑)」
【GM】 「喋るよ。『本拠地に入ったことがないから正確な位置は知らないが、出入り口の一つがゼーエンブルクの王城のどこかに通じていると言うことを聞いたことがある。いつでも攻められるようにしてあるようだ』」
【ムーン】 「そこまでしてあるならさっさと攻めればいいのに」
【アンリ】 「だってユリアしか成功してないからじゃないの? でもそれは7日前…もう10日くらい前になるのかな、その時点での話だけど」
【シュトルム】 「今頃成功してそうだよな、何体か」
【アンリ】 「だけどお城の中調べるなら王様に全部話さなきゃ」
【ヴェルナー】 「こそこそ入って行けないの?」
【シュトルム】 「それだと俺たちくせ者やん(笑)」
【ムーン】 「でも城広いからバレないかも」
【GM】 「まぁそれは次回までに考えておいてくれ。それと今回の経験点は4000点だよ」
【シュトルム】 「あ、GM。ちょっと酒場に行ってラヴァーズさんにお土産渡したいな(笑)」
【GM】 「もしかしてあの野苺か? 腐ってんじゃないの?」
【シュトルム】 「うわ、マジで?」
【GM】 「だってあれからかなり時間たったぞ」
【シュトルム】 「わー、嘘ですラヴァーズさん(焦)。これはサウスにやるよ(笑)」
【ムーン(サウス)】 「じゃあそれ食べて気絶しよう(笑)」
【ヴェルナー】 「食中毒や(笑)。そんなひどいものをあげるつもりだったのか(笑)」
【シュトルム】 「違うー」
【アンリ】 「経験点もらえるの、今回で最後やんね? じゃあ精神点上げようかな。ナヴィ戦は精神抵抗が大切そうやし」
【ヴェルナー】 「そうか。ナヴィと戦うのか」
【GM】 「みんなナヴィを恐がってる(笑)」
【ムーン】 「ところでオレンジはどうなったんだろ」
【シュトルム】 「今回出てくるかと思ったのにいなかったよな。…あ、もしかしてあのナンバー28?」
【ヴェルナー】 「あ」